カストディアとバンテージ銀行、預金・ステーブルコイン転換トークン案
概要
- カストディアとバンテージ銀行は、銀行の預金とステーブルコインを自動で切り替えるトークンモデルを提案したと明らかにした。
- このトークンはヘイゼル・ネットワーク内では銀行預金として、外部のブロックチェーンネットワークでは現金と短期米国債で裏付けられたステーブルコインとして機能すると説明した。
- 両社はイーサリアム上でシステムの試験を進めており、ヘイゼル・ネットワークを2026年10〜12月期に一般の銀行と顧客に開放する予定だと述べた。
期間別予測トレンドレポート



米カストディア(Custodia)とバンテージ銀行(Vantage Bank)は、銀行預金とステーブルコインを自動で切り替えるトークンモデルを公表した。
コインテレグラフが6月19日に報じた。両社は共同ホワイトペーパーで、銀行ネットワーク内では預金として機能し、外部のブロックチェーンネットワークではステーブルコインとして機能するトークン構造を提案した。
このトークンは、参加銀行で構成する「ヘイゼル・ネットワーク(Hazel Network)」内では銀行預金として扱う。一方、ネットワークの外に移ると、現金と短期米国債で裏付けられたステーブルコインに転換する。両社は、これによって従来の銀行インフラとブロックチェーン決済ネットワークをつなげられると説明した。
両社によると、このシステムは3月からイーサリアム(ETH)上で稼働しており、現在は参加銀行を対象に試験を進めている。正式な提供開始は2026年末を予定する。
ホワイトペーパーによると、参加銀行は既存のコアバンキングシステムを入れ替える必要がない。現在使っている台帳や決済インフラの上で、トークン化預金やステーブルコイン、そのほかのブロックチェーンベースの金融資産を処理できるよう設計した。
両社は「顧客預金を銀行システムの外に移さずに、トークン化決済に参加できるようにすることが目標だ」とした。ワイオミング州に拠点を置くカストディアとテキサス州のバンテージ銀行は、ヘイゼル・ネットワークを2026年10〜12月期に一般の銀行と顧客に開放する見通しも示した。
今回の提案は、銀行業界がステーブルコインの普及拡大に対応し、独自のブロックチェーン決済インフラの構築に動く流れの中で打ち出された。ディファイラマによると、足元のステーブルコイン市場の規模は約3150億ドルと、1年前の2510億ドルから大きく増えた。

YM Lee
20min@bloomingbit.ioCrypto Chatterbox_ tlg@Bloomingbit_YMLEE
