JPモルガン、BTC採掘業者の収益悪化を指摘 価格が生産原価を5カ月連続で下回る
JH Kim
概要
- JPモルガンは、ビットコイン(BTC)価格が推定生産原価を5カ月連続で下回り、採掘業界の収益性への圧迫が強まっていると伝えた。
- 報告書は、BTCのハッシュレートと採掘難易度が価格変動に敏感になっており、相当数の採掘業者が損益分岐点近辺で操業していると指摘した。
- 市場では、BTC価格の低迷が長期化した場合、中小規模の採掘業者を中心に運営負担が一段と重くなるとみられている。
期間別予測トレンドレポート


ビットコイン(BTC)価格が採掘業者の推定生産原価を5カ月連続で下回り、採掘業界への収益圧迫が強まっている。JPモルガンがこうした分析を示した。
暗号資産専門メディアのザ・ブロックが6月18日に伝えた。JPモルガンは報告書で、2026年はBTCのハッシュレートと採掘難易度が価格変動にこれまで以上に敏感に反応していると指摘した。
同行は、直近6カ月でBTC価格と採掘難易度の相関が高まったと説明した。
そのうえで、相当数の採掘業者が損益分岐点近辺で操業しており、BTC価格の変動に応じて採掘設備を動かすかどうかを決める可能性が大きくなったと分析した。
報告書は、BTC価格が生産原価を下回ると、運営コスト負担の重い採掘業者が設備の稼働を停止すると説明した。これに伴ってネットワークのハッシュレートが低下し、採掘難易度も引き下げられるという。
実際、6月第2週の採掘難易度は約10%低下した。
JPモルガンは、こうした動きが足元の採掘業者の収益悪化を映すシグナルだと評価した。
市場では、BTC価格の低迷が長引けば、中小規模の採掘業者を中心に運営負担が一段と重くなるとみている。


JH Kim
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