アルゴランド、量子耐性ロードマップを公表 早ければ2027年末までに構築
JOON HYOUNG LEE
概要
- アルゴランド(ALGO)は早ければ2027年末までに、量子耐性を備えたブロックチェーンを構築する方針だ。
- アルゴランドは、ポスト量子アカウント、マルチシグウォレット、ステーキング対応機能を導入し、中核プロトコルを量子耐性構造へ移行する計画だ。
- コインデスクは、今回のロードマップ目標が米国家安全保障局(NSA)の量子耐性移行時期より3年早いと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



アルゴランド(ALGO)は早ければ2027年末までに、量子耐性を備えたブロックチェーンを構築する方針だ。
コインデスクが6月18日に報じた。アルゴランド財団は同日、量子耐性に向けたロードマップを公表した。今年から段階的にアップグレードを進め、2027年末までに量子耐性を確保するのが目標という。
いわゆる「Qデー」が到来する前に、アルゴランドの中核的な暗号基盤を先行して切り替える構想だ。Qデーは、量子コンピューターが現在の暗号資産の暗号体系を破ることが可能になる時点を指す。
アルゴランドはまず、ポスト量子アカウントやマルチシグウォレット、ステーキング対応機能を導入する計画だ。次の段階では、より根幹に当たるプロトコルの構成要素を量子耐性のある構造へ移行する。
現在、主要ブロックチェーンの多くは楕円曲線暗号(ECC)を基盤としている。専門家の間では、量子コンピューターの進歩次第で、この暗号体系が脆弱になる可能性が高いとみられている。
アルゴランド財団は、今回のロードマップが2022年から進めてきた研究の一環だと説明した。既存の研究成果をプロトコル全体に適用し、2027年末までに量子耐性を確保する考えだ。
コインデスクは、この目標が米国家安全保障局(NSA)が国家安全保障システム向けに定めた量子耐性への移行時期より3年早いと伝えた。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
