シティ、FRB利下げ予想を10月に後ずれ 年内利上げ観測も浮上
JOON HYOUNG LEE
概要
- シティグループが、米連邦準備理事会(FRB)の政策金利の利下げ見通しの時期を9月から10月へ1カ月後ろ倒しした。
- 野村とバンク・オブ・アメリカ(BofA)は、FRBが年内に金利を利下げしないとの従来予想を維持し、年内の利上げ可能性が高まったと分析した。
- CMEフェドウォッチでは、2026年9月の金利引き上げ確率が27%%から50%%に急騰し、市場がFRBのタカ派姿勢に素早く反応した。
期間別予測トレンドレポート



米金融大手シティグループが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期の見通しを1カ月後ろ倒しした。
ロイター通信が6月18日に報じた。シティはFRBが2026年10月と12月にそれぞれ25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施し、2027年1月にも追加利下げに踏み切ると見込む。従来は2026年9月、10月、12月の利下げを予想していた。
今回の見通し修正は、FRBのタカ派姿勢が強まったことを反映した。シティは主要投資銀行のなかでも、FRBの金融政策について比較的緩和的な見方を維持してきた。
野村とバンク・オブ・アメリカ(BofA)は、FRBが年内に利下げしないとの従来予想を据え置いた。両社は6月17日のFRBの政策決定を受け、年内の利上げの可能性が高まったとみている。
市場も素早く反応した。CMEフェドウォッチによると、2026年9月の利上げ確率は50%となった。前日の27%から1日でほぼ2倍に跳ね上がった。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
