ウォーシュFRB議長「インフレはなお2%目標を大幅に上回る」
JH Kim
概要
- ウォーシュ議長は、インフレがなおFRBの2%%目標を大幅に上回っていると強調した。
- ウォーシュ議長は、声明からフォワードガイダンスを外し、経済指標に基づいて判断する方針を示した。
- 市場では、ドットチャートで2026年の金利見通しが上方修正されたことを受け、FRBのタカ派姿勢が想定より長く続くとみている。
期間別予測トレンドレポート


ケビン・ウォーシュ(Kevin Warsh)米連邦準備理事会(FRB)議長は、インフレがなおFRBの2%目標を大きく上回っていると強調した。
ウォーシュ議長は6月17日(現地時間)、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で「インフレは2%目標を大幅に上回っている」と述べた。高止まりする物価が米国家計の重荷になっているとも指摘した。
今回の声明からフォワードガイダンスが削除された点にも触れた。
ウォーシュ議長は「現在の政策環境はフォワードガイダンスに適していない」と説明した。今後の政策経路をあらかじめ約束するのではなく、経済指標に応じて判断するのが適切だとの認識を示した。
そのうえで「今回の政策声明はさらに短く、単純になり、事実だけを盛り込んだ」と付け加えた。
市場では今回の発言について、FRBが今後の利下げ経路を事前に示すよりも、物価や雇用の指標に応じて柔軟に対応する姿勢を示したものと受け止めている。
とりわけ、先に公表されたドットチャートで2026年の金利見通しが上方修正されたことから、FRBのタカ派姿勢は想定より長く続くとの見方が出ている。


JH Kim
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