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MS、中国ディープシークの企業向けAI採用を検討

出典
Korea Economic Daily

概要

  • マイクロソフトがディープシーク V4を企業向けAIエージェントシステムコパイロット・コワークに適用し、コスト負担を引き下げる案を検討していると報じられた。
  • ディープシーク V4 ProClaude 4.8GPT-5.5より入力コストが3分の1、出力コストが7分の1の水準と安く、従量課金制での料金負担の急増リスクを抑えられる。
  • MSはマルチモデルプラットフォーム戦略のもと、低コストモデルを数週間以内に投入する方針だ。企業のセキュリティー懸念に配慮し、顧客データはAzureに保管して独自のセキュリティー規定を適用すると説明した。

期間別予測トレンドレポート

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コパイロット・コワークへの搭載を検討

コスト下げる「マルチモデル」戦略

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

米マイクロソフトが、中国の人工知能(AI)開発企業ディープシークのAIモデルを自社プラットフォームに採用する案を検討している。

米ニュースサイトのアクシオスが6月16日に報じた。マイクロソフトはディープシークの「V4」モデルを、自社の「コパイロット・コワーク」に組み込む方向で検討している。コパイロット・コワークは、利用者の指示に応じてAIモデルを自動で選び、業務を支援する企業向けAIエージェントシステムだ。

コパイロット・コワークには現在、アンソロピックの「Opus 4.8」と「Sonnet 4.6」を搭載している。一部の先行体験顧客(フロンティア顧客)にはオープンAIの「GPT-5.5」も適用した。3カ月の先行体験期間を終え、同サービスは6月16日に世界で正式に始動した。

マイクロソフトがディープシークの導入を検討するのは、顧客の費用負担を抑えるためだ。コパイロット・コワークは従量課金制を採る。高性能な分だけトークン消費の多い「Claude 4.8」や「GPT-5.5」の利用が増えれば、料金負担が急膨張するおそれがある。

ディープシークの「V4 Pro」モデルは、「Claude 4.8」に比べて入力コストが3分の1、出力コストが7分の1の水準にとどまる。マイクロソフトは数週間以内に低コストモデルを投入し、その時点で最終的な選択肢を確定する計画だ。

焦点となるのは導入企業のセキュリティー懸念だ。マイクロソフトは、ディープシークのモデルを使う場合でも顧客データは自社のクラウド基盤「Azure」に保管し、自社のセキュリティー規定を適用すると説明した。

マイクロソフトはオープンAIの筆頭株主であり、アンソロピックの投資家でもある。その一方で、自社プラットフォーム上で複数のAIモデルを競わせる「マルチモデルプラットフォーム」戦略を進めている。サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は6月15日、X(旧ツイッター)に「企業が少数のモデルにあらゆる価値を委ねる世界を、われわれは望んでいない」と書き込んだ。

シリコンバレー=キム・インヨプ特派員 inside@hankyung.com

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