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スペースX、AIコーディング支援「カーソル」開発会社を600億ドルで買収

出典
Korea Economic Daily

概要

  • スペースXはカーソルを約600億ドルで買収し、企業向けAI市場での地位を強化すると明らかにした。
  • 今回の買収にもかかわらずスペースX株プレマーケットで10%%、取引時間中も約5%%上昇し、IPO価格比で50%%超上昇した。
  • カーソルは年間売上高26億ドル規模に成長しており、今回の取引は株式交換方式で実施し、IPO資金は使わない見通しだ。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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スペースXは6月16日、AIコーディングエージェント「カーソル」を開発するソフトウエア会社アニスフィアを600億ドルで買収すると発表した。企業向けAI市場での足場を固める狙いがある。

今回の買収は、スペースXが2月に統合したAI企業xAIのモデル「Grok(グロック)」の競争力強化につながる見通しだ。グロックはコーディング分野で競合に後れを取っている。カーソルの獲得は、AIモデル開発に必要な計算能力の拡充にもつながる。

一般に、赤字を抱えやすいAI事業への大型投資が伝わると、買収企業の株価は下落しやすい。もっとも、スペースX株は6月16日のプレマーケットで一時10%近く上昇し、211.27ドルを付けた。米東部時間午前9時10分ごろ時点でも約5%高の203ドルで推移した。IPO価格の135ドルに比べると、上昇率は50%を超える。

この上昇基調が続けば、スペースXは時価総額でアマゾンを上回り、世界5位の企業になる見込みだ。

ロイター通信などによると、スペースXは4月、サンフランシスコに本社を置くカーソルについて、2026年末に600億ドルで買収するか、100億ドルを支払って新たな提携を結ぶかの選択権を確保したと明らかにしていた。

カーソルはオープンAIやアンソロピックと並び、AIでコーディングを自動化して開発者を引きつけてきたシリコンバレーの新興企業の一つだ。2022年の設立後に事業は急拡大し、年間売上高は約26億ドルに達した。法人向け売上高も急増した。

同社にはアンドリーセン・ホロウィッツやスライブのほか、エヌビディアやアルファベットが出資している。アルファベットとカーソルは2026年初め、企業価値を500億ドルとする資金調達交渉を進めていたとされる。

2026年7〜9月期に完了する見通しの今回の取引は、カーソルの親会社アニスフィアとスペースXの完全子会社X67を株式交換で統合する形をとる。スペースXのIPOで調達した資金は、この取引には充てない見通しだ。

キム・ジョンア客員記者 kja@hankyung.com

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