米CFTC、ブロックチェーン解析の専門家をCDIOに起用 暗号資産規制を強化
概要
- 米CFTCは、ブロックチェーン解析の専門家であるドナルド・バトル氏を最高データ・イノベーション責任者に任命し、暗号資産の規制・監督体制の強化に乗り出したと明らかにした。
- 米議会ではクラリティ法案(CLARITY Act)を審議しており、CFTCとSECの監督権限を再編する内容を盛り込んでいる。
- CFTCはスポーツイベント契約に関する新たな規制案も公表した。予測市場の商品と賭博を区別する基準を示し、今後の規制の方向性に影響を与える可能性がある。
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米商品先物取引委員会(CFTC)がブロックチェーン解析の専門家を最高データ・イノベーション責任者(CDIO)に起用し、暗号資産の規制・監督体制の強化に乗り出した。
コインテレグラフが6月15日に伝えたところによると、マイケル・セリグ(Michael Selig)CFTC委員長は、ドナルド・バトル(Donald Battle)氏を新たなCDIOに任命した。
バトル氏は直近まで、米証券取引委員会(SEC)の暗号資産タスクフォースの顧問を務めていた。過去にはCFTCでブロックチェーン・データのアドバイザーを担い、米財務省の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)では暗号資産捜査の専門家を歴任した。
セリグ委員長は起用の理由として、バトル氏がデータサイエンス、ブロックチェーン解析、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)、人工知能(AI)の分野で持つ経験を挙げた。
今回の人事は、CFTCの暗号資産市場に対する監督機能の拡充をにらんだ動きと受け止められている。米議会では現在、暗号資産の市場構造を巡るクラリティ法案(CLARITY Act)を審議しており、CFTCとSECの監督権限を再編する内容を盛り込んでいる。
とりわけCFTCは最近、カルシやポリマーケットなど予測市場プラットフォームに対する監督権限を主張し、州政府との法廷闘争を続けている。
一方、CFTCはこのほど、スポーツイベント契約(Sports Event Contracts)に関する新たな規制案も公表した。予測市場の商品と賭博を区別する基準を設ける内容で、今後45日間にわたり意見を公募する予定だ。業界では、この規制案がスポーツイベントを基盤とする予測市場を巡る連邦政府と州政府の規制の方向性に影響を与えるとみている。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
