ベンチマーク、SECの市場構造規制撤廃で暗号資産業界が最大の恩恵
JH Kim
概要
- ベンチマークは、米証券取引委員会(SEC)による株式市場構造規制の撤廃が、暗号資産業界に最も大きな恩恵をもたらす可能性があると分析した。
- SECの最良執行(Best Execution)義務などの規制が撤廃されれば、分散型金融(DeFi)の自動マーケットメーカー(AMM)の仕組みや、トークン化株式取引を巡る規制上の不確実性が和らぐと説明した。
- ベンチマークはとりわけ、ブラックロックのトークン化マネー・マーケット・ファンド(BUIDL)のインフラ提供企業であるセキュリタイズのほか、コインベース(COIN)とギャラクシー・デジタル(GLXY)を恩恵を受ける可能性のある企業と評価した。
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米証券取引委員会(SEC)が株式市場の構造規制の撤廃を進めれば、暗号資産業界が最も大きな恩恵を受ける可能性がある。こうした見方を米投資銀行ベンチマーク(Benchmark)が示した。
米暗号資産メディアのザ・ブロックが6月15日に伝えた。ベンチマークは、SECが提案した最良執行(Best Execution)義務など株式市場の構造規制の撤廃が、暗号資産業界に相当の影響を及ぼすと分析した。
同社は、規制撤廃が実現すれば、従来のオーダーブックを使わない分散型金融(DeFi)の自動マーケットメーカー(AMM)や、トークン化株式取引を巡る規制上の不確実性が和らぐと説明した。
とりわけ、ブラックロックのトークン化マネー・マーケット・ファンド「BUIDL」のインフラを提供するセキュリタイズ(Securitize)が、最も直接的な恩恵を受ける企業として挙がった。
あわせて、コインベース(COIN)とギャラクシー・デジタル(GLXY)も恩恵を受ける可能性がある企業と評価した。
もっともベンチマークは、今回の規制撤廃を巡る議論だけでは、代替取引システム(ATS)の登録やカストディー、清算、決済体制といった他の重要な規制課題は解決しないと指摘した。
SECは今後60日間、市場の意見を募ったうえで、2027年初めに関連議案の採決に進むかどうかを議論する見通しだ。


JH Kim
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