概要
- 米軍は、6月19日の米国とイランの合意履行前まで、イランの港湾封鎖措置を維持すると明らかにした。
- 市場では、米・イラン合意が予定通り履行されれば、原油供給の支障に対する懸念が和らぎ、原油価格とインフレの負担も軽減されるとみている。
- ただ、封鎖措置が当面維持されるため、海上輸送のリスクは残る。市場は6月19日の正式署名式と、ホルムズ海峡の通航正常化の有無を見極める構えだ。

米軍は、米国とイランの合意が6月19日に履行されるまで、イランの港湾封鎖措置を維持すると明らかにした。米・イラン合意への期待は強まっているが、正式手続きが完了するまでは既存の制限措置を続ける。
暗号資産専門メディアのオデイリーが6月15日に報じた。米軍は、イランとの合意履行が予定される6月19日までは、米国によるイラン港湾封鎖措置が引き続き有効だと説明した。
米軍は封鎖の影響を受ける船舶に対し、「明確な指示」を受けるまで封鎖区域の通過を試みないよう通知した。
今回の発表は、バンス米副大統領が米国とイランの合意はすでに電子署名で締結されたと述べた後に出た。ただ、正式な署名式と合意履行の手続きは6月19日に予定されている。このため、海上封鎖の解除も同日程に合わせて段階的に進む可能性がある。
ホルムズ海峡とイラン港湾の封鎖は、最近の原油市場を左右する重要な変数とされてきた。市場では、合意が予定通り履行されれば、原油供給の支障に対する懸念が和らぎ、原油価格とインフレの負担も軽減されるとみている。
もっとも、封鎖措置が当面維持されることは、合意履行前の海上輸送リスクが完全には解消していないことを意味する。市場は6月19日の正式署名式に加え、その後の米軍の追加指示やホルムズ海峡の通航正常化の有無を見極める構えだ。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.


