
JD・バンス米副大統領は、米国とイランの合意がすでに電子署名で締結されたと明らかにした。6月19日にスイスで正式な署名式を開く予定だが、合意条件はすでに発効しているとの認識を示した。
暗号資産専門メディアのブロックビッツが6月15日に報じた。バンス副大統領は、米国とイランが前週末に電子方式で合意に署名したと説明した。
バンス副大統領はABCに出演し、「我々は6月14日に電子方式で合意に署名した。現時点で、いかなる資金も解除されていない」と語った。そのうえで「この点は変わらない」と強調した。
今回の合意に、新たな凍結資金の解除は含まれていないことを示す発言とみられる。米国とイランの合意を巡っては、資金解除や制裁緩和の範囲が主要な争点になり得るとの観測がこれまで市場で出ていた。
ドナルド・トランプ米大統領はこれに先立ち、双方が6月19日にスイスで正式署名式を開く予定だと発表していた。トランプ大統領は合意公表時に「金曜日の合意署名とともに海峡は再び開かれ、機雷除去作業の条件が整えば、石油は再び海峡の両側から地域と世界に向けて流れる」と述べた。
市場では、米・イラン合意がすでに効力を持ち始めたとのバンス副大統領の発言を受け、中東リスクの緩和期待が強まる可能性がある。ただ、正式署名式に加え、ホルムズ海峡の再開や検証手続きの履行がなお残る。原油相場やリスク資産市場は、追加の確認材料を見極める展開となりそうだ。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.


