暗号資産の恐怖・強欲指数、20に反発 極度の恐怖続く
Minseung Kang
期間別予測トレンドレポート



暗号資産(仮想通貨)市場の投資家心理が、直近の低水準からやや持ち直した。ビットコイン(BTC)が6万5000ドル近辺まで反発し、市場の警戒感は和らいだが、指数はなお「極度の恐怖」圏にとどまっている。
コインテレグラフは6月15日、X(旧ツイッター)への投稿で、暗号資産の恐怖・強欲指数が前週の8から同日の20に上昇したと明らかにした。
恐怖・強欲指数は、暗号資産市場の投資家心理を数値化した指標だ。数値が低いほど恐怖心理が強く、高いほど強欲心理が強いことを示す。
今回の指数反発は、米国とイランの平和合意への期待が強まり、リスク資産選好が一部で持ち直したことが背景とみられる。ビットコインは直近で6万ドルを下回る調整局面を経た後、6万5000ドル近辺まで戻した。イーサリアム(ETH)、エックスアールピー(XRP)、ソラナ(SOL)など主要アルトコインもそろって回復した。
もっとも、指数は20にとどまっており、市場全体の投資家心理が正常化したとみるのは難しい。一般に20前後の水準は、なお極度の恐怖に近い領域に分類される。足元の反発後も、投資家が地政学リスクや中央銀行の金融政策、大口保有者の売りの可能性を警戒していることを示している。
市場では、恐怖・強欲指数がさらに回復するかに加え、ビットコインが6万5000ドル近辺に定着できるかに関心が集まっている。リスク資産選好が続けば、アルトコインの反発にも弾みがつく可能性がある。ただ、指数はなお低水準にあり、短期的な反発が相場の基調改善につながるかは、なお見極めが必要だ。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
