終戦合意の追い風でもドル・ウォン1500ウォン割れならず
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概要
- ドル・ウォン相場と韓国国債利回りは、終戦合意の報道を受けて大幅に低下した。
- ホルムズ海峡の再封鎖の可能性と、日本銀行の政策金利引き上げ観測を背景に、相場の一段の下落は限られているとした。
- ホルムズ海峡の開放が確定すれば、輸出企業のドル売りが一斉に出て、相場は1500ウォンを下回るとの見方を示した。
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終戦合意の報道を受け、ドル・ウォン相場と韓国国債利回りは大幅に低下した。
6月15日のソウル外国為替市場で、ドル・ウォン相場は前営業日比8.7ウォン安の1ドル=1511.1ウォンで日中取引を終えた。3月27日(1508.9ウォン)以来のウォン高・ドル安水準。取引時間中には1503.9ウォンまで下落する場面もあった。
米国とイランが6月19日に終戦了解覚書(MOU)を締結することで一致し、国際原油相場が急落したことが響いた。米国産標準油種WTIの先物は5%超下落し、1バレル80ドル前後で取引された。
ただ、相場は1500ウォンを下回れなかった。MOUが予定通り履行されず、イランが今後あらためてホルムズ海峡の再封鎖に動く可能性を完全には排除できず、ドル売りは限定的にとどまった。米国とイランで海峡開放の意味合いが食い違う可能性も重荷になっている。米国は自由な航行の回復に重点を置く一方、イランは自国が海峡の統制権と管理権限を行使する立場を示している。
6月16日に日本銀行が政策金利を引き上げるとの見方も、ドル・ウォン相場の一段の下落を抑えている。保有していたウォンを売る外国人のカストディー経由のドル買いも続いているという。
ハナ銀行のイ・ユジョン研究員は「ホルムズ海峡が完全に開放されるかどうかが為替相場の核心変数だ」と指摘した。そのうえで「海峡開放が確定すれば、輸出企業のドル売りが一斉に出るだろう。相場の下落ペースも速まり、1500ウォンを下回る」との見通しを示した。
シム・ソンミ記者 smshim@hankyung.com

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