未来アセット、スペースXIPO株を1株も確保できず「全額返金」
概要
- 未来アセット証券は、スペースXのIPO共同引受団に参加したものの、国内投資家に配分する公募株を1株も確保できなかったと明らかにした。
- 未来アセット証券は、スペースXのコリア・トランシェ(Korea Tranche)として記載された231万4815株について、国内供給への期待とは裏腹に、代表主幹事の最終物量配分段階で除外されたと説明した。
- 未来アセット証券は、公募株の需要申告に参加した国内専門投資家の納入証拠金を全額返金し、配分物量がない可能性があることも事前に告知していたと伝えた。
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未来アセット証券は米宇宙企業スペースXの新規株式公開(IPO)の共同引受団に加わったが、国内投資家に配分する公募株を1株も確保できなかった。
同社は6月13日の告知で「代表主幹事の最終配分(アロケーション)過程で当社に販売可能な物量が割り当てられず、顧客向け株式配分は実施されなかった」と明らかにした。公募に参加した国内の専門投資家が納めた証拠金は、同日未明に全額返金した。
未来アセット証券は、グローバル投資銀行(IB)20社余りとともにスペースXのIPO共同引受団に参加し、国内の専門投資家を対象に公募株の需要申告を進めてきた。
6月12日に米証券取引委員会(SEC)に提出されたスペースXの証券届出書には、「コリア・トランシェ(Korea Tranche)」として231万4815株が記載された。公募価格135ドルベースで約3億1250万ドル規模で、市場ではこの物量が未来アセット証券を通じて国内に供給されるとみられていた。ただ、代表主幹事が最終物量を配分する段階で、未来アセット証券は除外された。
同社は「引受数量は引受団参加に伴う引受比率を意味するもので、実際に投資家に販売できる最終配分物量とは区別される」と説明した。各引受会社に実際に割り当てられる販売物量は、代表主幹事の最終裁量で決まると付け加えた。
未来アセット証券は、こうした可能性について事前に案内していた点も強調した。
同社は「投資説明書と核心説明書を通じて、配分物量がない可能性がある点をあらかじめ告知していた」としたうえで、「公募結果を待っていただいた顧客にご不便をおかけし、申し訳ない」と伝えた。
シン・ヨンヒョン 韓経ドットコム記者 yonghyun@hankyung.com

Korea Economic Daily
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