ジーキャッシュ、アンソロピックのAIで監査完了 追加の重大な脆弱性見つからず
Doohyun Hwang
期間別予測トレンドレポート



ジーキャッシュ(ZEC)の創設者、ズーコ・ウィルコックス氏は6月12日、人工知能(AI)企業アンソロピックのモデルを活用したセキュリティー監査の結果を公表した。
ウィルコックス氏は同日、自身のXで、暗号資産の研究組織シールディッド・ラボ(Shielded Labs)の要請を受け、アンソロピックのAIモデル「ミソス」を使って監査を実施したと明らかにした。その結果、ジーキャッシュのプロトコル内で新たな重大な脆弱性は確認されなかったと説明した。
あわせて、シールディッド・ラボなど関係チームが安全性の強化に向けた作業を続けているとし、近く続報を公表すると付け加えた。
今回の監査は、ジーキャッシュのネットワークで最近判明した脆弱性への対応の一環として実施した。ウィルコックス氏はこれに先立つ6月5日、ジーキャッシュのオーチャード・プールに偽のZECを無制限に生成できる偽造の脆弱性があったと公表していた。
この脆弱性もアンソロピックのAI技術で見つかった。セキュリティー研究者のテイラー・ホーンビー氏が5月29日、アンソロピックの「オーパス4.8」モデルを使った標的監査の過程で問題を発見し、ジーキャッシュ・オープン・ディベロップメント・ラボ(ZODL)に報告した。その後、ZODLはジーキャッシュのエコシステム関係者と調整し、6月2日に欠陥の修正を終えた。

Doohyun Hwang
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