スペースXのナスダック上場が大成功、暗号資産業界では返金ラッシュ
概要
- スペースXは米国のナスダック市場に上場し、時価総額が2兆ドルを超えた。
- バイビット、バイナンス、ビットゲット・ウォレット、MEXCなどは、エックスストックスの原資産引き渡し失敗を受け、スペースXのトークン化IPOキャンペーンを中止し、返金を進めている。
- スペースXは公募申し込みで計750億ドルを調達し、株価は公募価格135ドルに比べ19.3%上昇した161.11ドルで初日の取引を終え、企業価値は2兆ドルを超えた。
期間別予測トレンドレポート



スペースXが米ナスダック市場への上場に成功し、時価総額は2兆ドルを超えた。一方、暗号資産業界では、スペースX株をトークン化して販売する予定だった公募キャンペーンの中止が相次いだ。
6月12日、バイビット(Bybit)、バイナンス(Binance)、ビットゲット・ウォレット(Bitget Wallet)、MEXCなどの世界の暗号資産プラットフォームは一斉に、スペースXのトークン化新規株式公開(IPO)キャンペーンを取りやめ、利用者への返金を進めている。
今回の混乱は、暗号資産取引所にスペースXのトークン化株式を供給する予定だったクラーケン(Kraken)傘下のエックスストックス(xStocks)が、裏付けとなる原資産を引き渡せなかったことで起きた。各プラットフォームは当初、海外投資家が少額でもスペースXのIPO株に投資できるよう、株式とブロックチェーントークンを連動させた商品を打ち出し、大きな人気を集めていた。
最も早く中止を発表したバイビットは「エックスストックスが原資産の引き渡しに失敗したため、スペースXの割当分を受け取れなかった」と説明した。その結果、公募を申し込んだ利用者にスペースXの割当分を提供できなくなったとしている。
今回の公募に向けて5億5700万ドル相当のUSDC預託金を集めていたバイナンスも「統制不能な外部要因により、キャンペーンを実施できなくなった」と明らかにした。
ビットゲット・ウォレットとMEXCも、エックスストックスのトークン化株式を確保できず、影響を受けた利用者への返金手続きを進めている。ビットゲット・ウォレットのアルビン・カン最高執行責任者(COO)は「結果的に今回の公募が成立せず、残念だ」と語った。返金手続きを進めているとしたうえで、「今回の件で業界の信頼が傷ついたのは事実だが、この挫折を踏み台にさらに強くなる」と付け加えた。
一方、同じ6月12日にナスダック市場へ上場したスペースXは、投資家の強い関心を集めて華々しくデビューした。公募の申し込み段階だけで募集額の4倍を超える資金が集まり、総額750億ドルを調達した。株価は公募価格の135ドルを上回る150ドルで取引を開始し、初日は公募価格比19.3%高の161.11ドルで終えた。これにより、企業価値は一気に2兆ドルを超えた。
Doohyun Hwang
cow5361@bloomingbit.ioKEEP CALM AND HODL🍀