エテナ、セキュリタイズのファンドに2億5000万ドル投資 ソラナで運用
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



ステーブルコイン発行会社のエテナラボ(Ethena Labs)が、セキュリタイズの実物資産連動型資産(RWA)ファンドに2億5000万ドルを投じる。
ザ・ブロックが6月12日に伝えたところによると、エテナラボは同日、セキュリタイズのトークン化AAA格のCLOファンド「STAC」に2億5000万ドルを投資すると明らかにした。STACは同日、ソラナ(SOL)ネットワーク上で公開された。
STACはセキュリタイズがBNYと共同で設定したトークン化信用ファンドだ。BNYは裏付け資産の保管とサブアドバイザーを担う。
ファンドは米ドル建てのAAA格のローン担保証券(CLO)に投資する。1次市場と2次市場で調達したCLOを通じ、ストラクチャード・クレジット市場へのエクスポージャーを確保する仕組みという。
STACの運用資産残高(AUM)は現在、約1億ドル。純資産価値(NAV)は1021ドル、7日物の年率換算利回り(APY)は2.42%となっている。
今回の投資は、エテナ(ENA)の担保資産を多様化する戦略の一環だ。エテナは年初から伝統金融(TradFi)資金の流入に対応し、機関投資家向けのRWA投資を拡大してきた。創業者のガイ・ヤング氏は、オンチェーン金融の進化に伴い、RWAが拡張性と効率性を備えた金融システムを支えるうえで重要な役割を果たすとの見方を示した。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
