公開価格135ドルでスペースX上場 750億ドル調達、IPO最大
JOON HYOUNG LEE
概要
- スペースXは米ナスダック市場に上場し、クラスA普通株を1株135ドルで売り出した。
- スペースXは今回のIPOで750億ドルを調達し、上場時点の企業価値は1兆7700億ドルと評価された。
- 今回の公募には目標額の4倍にあたる2500億ドルの投資需要が集まり、過去最大のIPO記録を更新した。
期間別予測トレンドレポート


750億ドル調達、IPOで過去最大

イーロン・マスク氏が率いる宇宙企業スペースXが6月12日、米ナスダック市場に上場した。調達額と企業価値はいずれも新規株式公開(IPO)の過去最大を更新した。
スペースXは同日、クラスA普通株の既存株約5億5000万株を1株135ドルで売り出し、750億ドルを調達した。ティッカーはSPCX。上場時点の企業価値は1兆7700億ドルと評価された。これまでの最大記録は、294億ドルを調達し企業価値1兆7000億ドルとされたサウジアラビア国営石油会社アラムコだった。ブルームバーグ通信によると、今回の公募には目標額の4倍にあたる2500億ドルの投資需要が集まった。
2002年設立のスペースXは、再利用型ロケット「ファルコン」と衛星インターネット「スターリンク」を展開する世界最大の宇宙企業だ。米航空宇宙局(NASA)などが中心だった国家主導の宇宙事業を民間中心へ転換し、「ネオスペース時代」を切り開いたと評価されている。
2月には、マスク氏の人工知能(AI)企業xAIを合併し、宇宙、通信、AIをまたぐ事業構造を整えた。マスク氏はテスラに続き、時価総額が1兆ドルを超える上場企業2社を同時に率いる初の企業経営者となった。
シリコンバレー=キム・インヨプ特派員/キム・ドンヒョン記者

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
