ポーランド大統領、暗号資産法案に3度目の拒否権 MiCA導入に混乱
JOON HYOUNG LEE
概要
- ポーランド大統領が暗号資産規制法案に3度目の拒否権を行使し、EU暗号資産規制MiCAの導入が遅れたと伝えた。
- 今回の拒否権で、ポーランドのMiCA体制への編入は再び遅れることになった。
- 7月1日から、MiCAライセンスを取得していないポーランド拠点の暗号資産企業は、EUでサービスを提供する法的根拠を失う可能性があると伝えた。
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ポーランドの欧州連合(EU)暗号資産規制の導入が、再び遅れることになった。
コインテレグラフが6月12日に伝えたところによると、カロル・ナブロツキ大統領は6月11日、暗号資産規制法案に3度目の拒否権を行使した。同法案は、EUの暗号資産規制であるMiCAをポーランドの国内法に反映するためのものだ。
ナブロツキ大統領は、暗号資産市場の規制そのものには賛成だとする一方、政府が大統領府の提案した重要修正案16項目のうち、反映したのは1項目にとどまったと指摘した。今回の法案は、これまで2度拒否した法案と実質的に同じ内容だとも強調した。
今回の拒否権行使で、ポーランドのMiCA体制への編入は改めて遅れる。コインテレグラフは、ポーランドが現在、EU加盟国でMiCAを施行していない唯一の国だと報じた。7月1日からは、MiCAライセンスを取得していないポーランド拠点の暗号資産企業が、EUでサービスを提供する法的根拠を失う可能性があるという。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
