概要
- ロイター通信は、日銀が金融政策決定会合で政策金利を現行の 0.75%% から 1%% に引き上げる可能性が高いと報じた。
- ロイター通信は、政策金利が 1%% に上昇すれば1995年以降で約31年ぶりの高水準となり、物価対応を重視する伝統的な中央銀行の役割へ移る転換点になると評価した。
- ロイター通信の調査では、エコノミストらは日銀が6月に金利を 1%% に引き上げた後、2026年10〜12月期に 1.25%% まで引き上げると予想した。
期間別予測トレンドレポート



日本銀行(BOJ)が来週、政策金利を31年ぶりの高水準に引き上げる公算が大きくなっている。
ロイター通信は、日銀が6月16日に終える金融政策決定会合で、政策金利を現行の0.75%から1%へ0.25ポイント引き上げる可能性が高いと報じた。1%に達すれば、1995年以降で約31年ぶりの高水準となる。
今回の会合は植田和男総裁不在で開かれる。植田総裁は持病のため、現在2週間の入院中だ。
市場では、植田総裁の不在は金利判断に大きな影響を与えないとみられている。みずほリサーチ&テクノロジーズの酒井才介チーフエコノミストは、植田総裁の不在は日銀の判断に影響しないと指摘した。中東戦争に伴う成長減速リスクよりも、インフレリスクへの対応を重視するとの見方も示した。
日銀が利上げすれば、2025年12月以来初めてとなる。ロイター通信は、今回の利上げについて、黒田東彦前総裁の大規模緩和策を段階的に解体してきた流れから離れ、物価対応を重視する伝統的な中央銀行の役割へ移る転換点だと評価した。
市場の関心は今後の利上げペースに移っている。ロイター通信の調査によると、エコノミストらは日銀が6月に金利を1%へ引き上げた後、2026年10〜12月期に1.25%まで引き上げると予想している。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
