W杯チケットの暗号資産決済うたう詐欺に警戒 FIFA装う偽サイトも
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概要
- TRMラボは、北中米ワールドカップを機に、FIFA公式サイトを装った偽サイトなどによる暗号資産詐欺が横行する可能性があると明らかにした。
- 報告書によると、詐欺に関連する暗号資産ウォレット4件が確認され、一部のウォレットにはすでに暗号資産が流入しており、ワールドカップ開幕後は被害が増える可能性がある。
- TRMラボは、犯罪者がクロスチェーンブリッジを使って追跡を難しくしており、2025年には詐欺関連のウォレットに350億ドルが流入したと説明した。
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北中米ワールドカップを機に、暗号資産を使った詐欺が横行する可能性がある。ブロックチェーン調査会社のTRMラボ(TRM Labs)が6月12日、明らかにした。
報告書によると、ワールドカップ開幕前から国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトを装ってチケット決済を促す偽サイトなどに関連する暗号資産ウォレット4件が確認された。
一部のウォレットには、すでに暗号資産が流入している。現時点で規模は大きくないという。
ただ、ワールドカップが本格的に始まれば、被害が増える可能性がある。
TRMラボは、犯罪者がワールドカップのような大型スポーツイベントをたびたび悪用していると説明した。イベント開始前から詐欺のインフラを構築し、開幕日が近づくにつれて宣伝を強めるという。
被害資金の移動には「クロスチェーンブリッジ」などが使われているとされる。暗号資産を別のブロックチェーンに移す仕組みで、捜査機関などの追跡を難しくする狙いがある。
TRMラボによると、2025年には詐欺に関連する暗号資産ウォレットに350億ドルが流入した。
TRMラボのグローバル政策責任者、アリ・レッドボード氏は「犯罪者は常に主要イベントを悪用しようとする」と指摘した。そのうえで、暗号資産を使ったあらゆる犯罪はブロックチェーン上に記録されるため、被害が大きくなる前に阻止できると強調した。
ハン・ギョンウ 韓経ドットコム(Hankyung.com)記者 case@hankyung.com

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