「旅行からECまで」モドゥツアー、ステーブルコイン決済インフラの検証拡大
概要
- モドゥツアーは、ECプラットフォームのポップポップを対象とするステーブルコイン決済PoCにバリデーターとして参加し、取引安定性と処理精度を検証したと発表した。
- 今回のPoCでは、ビートーズのハイブリッドブロックチェーンとCKYCモジュールを基盤に、既存カードに近いUXのもとでステーブルコイン決済と精算の仕組みを確認した。
- モドゥツアーは、旅行にとどまらず一般ECまで含むデジタル決済インフラの信頼性と拡張性を今後も継続的に点検していく方針だ。
期間別予測トレンドレポート



モドゥツアーは6月12日、ECプラットフォーム「ポップポップ(POPPOP)」を対象としたステーブルコイン決済の概念実証(PoC)にバリデーターとして参加し、決済インフラの取引安定性と処理精度を検証したと発表した。
今回の検証は、先行して実施した自社の旅行商品を基盤とするステーブルコイン決済PoCの後続作業にあたる。第1段階ではモドゥツアーの旅行商品に決済機能を連携し、加盟店の立場から実サービスへの適用可能性を点検した。今回は決済インフラ自体の取引完全性を検証するバリデーターとして加わり、参加範囲を広げた。
技術基盤には、ビートーズ(BEATOZ)の規制対応型ハイブリッドブロックチェーンを採用した。ECプラットフォームのポップポップが実際の商品購入と決済環境を構築し、モドゥツアーを含むバリデーターが取引完全性と処理安定性を検証する方式で進めた。
モドゥツアーは、ビートーズのパブリックテストネット環境で、ハナ金融TI、リングネットなどとともにバリデーターに名を連ねた。
検証項目は、商品選択から決済承認、加盟店への精算までの全過程で、遅延や誤差なく処理できるかどうかだ。今回のPoCでは、従来のクレジットカードやデビットカードと似たユーザー体験(UX)のもとで、ステーブルコイン決済が動作するよう実装した。
あわせて、ビートーズ独自のCKYC(Compliance and KYC)モジュールを通じて、加盟店確認手続きと決済・精算プロセスを連携させた。決済完了後にデジタル資産の移転、手数料の差し引き、最終精算に至る仕組みも確認した。
モドゥツアーは、今回の参加について、旅行という単一分野を超え、一般的なEC環境でも同じ決済インフラが機能するかを横断的に検証した点に意義があると説明した。今後は、旅行予約、決済、払い戻し、提携先への精算へとつながるデジタル決済環境の信頼性と拡張性を継続的に点検していく方針だ。
ウ・ジュンヨル モドゥツアー社長は「今回の検証は、ステーブルコイン決済インフラが旅行を超え、一般的なEC分野でも安定的に機能するかを確認する作業だった」と述べた。そのうえで「予約、決済、精算へと続くデジタル決済環境の高度化に向け、インフラの信頼性と拡張性を事前に点検する観点から、バリデーターとして参加した」と語った。
イ・サングク ビートーズ代表は「規制対応型のハイブリッドブロックチェーンと、リングネットと共同開発したCPGソリューションが、旅行や金融を超えて多様な産業の決済インフラへ拡張できることを確認した」と指摘した。あわせて「規制変化に歩調を合わせ、商用化水準へ技術を高度化していく」と強調した。
シン・ヨンヒョン 韓経ドットコム記者 yonghyun@hankyung.com

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