AI帝国、世界の資金6440億ドル吸収 IPO・増資・私募融資を総動員
概要
- 世界のテック企業が公募増資・社債発行・IPO・私募融資を通じて6440億ドルを調達していると伝えた。
- 調達資金はAIデータセンターや電力インフラなどの物理インフラに投じられ、関連する韓国企業の好業績が期待されるとした。
- ウォール街の一角では、世界の資金がAIという一つの新興産業に集中しており、これは典型的なバブルの姿だと警告したと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



世界のテック大手がブラックホールのように資金を吸い寄せている。公募増資や社債発行、新規株式公開(IPO)はもちろん、私募融資市場からも資金をかき集める。競合企業に先んじてデータセンターなどに投資し、人工知能(AI)産業の主導権を握る狙いがある。
ウォール街によると、年初からビッグテックが調達した、あるいは調達を予告した資金は6440億ドルに達した。アルファベット、アマゾン、メタ、マイクロソフト、オラクルの主要5社の社債発行額は1590億ドルとなった。2025年通年の1080億ドルを5カ月あまりで上回った。
6月12日に上場を控えるスペースXのほか、アンソロピック、オープンAIは2026年にIPOを通じて2000億ドルを調達する予定だ。オープンAIとアンソロピックはベンチャーキャピタル(VC)からそれぞれ1000億ドル超を調達した。アルファベットは最近、850億ドル規模の大型公募増資を発表し、メタも増資を検討している。
アンソロピックは私募融資市場が引き締まるなかでも、350億ドル規模の過去最大の私募融資契約を結び、市場を驚かせた。
背景には、AIデータセンター建設と送電網確保を巡る「物理インフラ競争」がある。これまで稼いだ現金だけでは、高価なAI半導体チップを大量に動かすデータセンターを十分な速さで建設できないためだ。ビッグテックが外部から調達した資金は半導体や電力インフラなどに投じられる見通しで、関連する韓国企業の好業績も続くとみられる。
一方、ウォール街の一角では世界の資金集中が過度だとの懸念もある。ブリッジウォーター・アソシエーツ(Bridgewater Associates)創業者のレイ・ダリオ氏は最近、「市場と経済が、変動性が非常に大きく危険な一つの新興産業であるAIに集中している」と指摘し、「これは典型的なバブルの姿だ」と警鐘を鳴らした。
ニューヨーク=パク・シニョン特派員

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