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ブラックロックとフィデリティ、米ビットコイン現物ETF資金の大半を吸収

出典
JH Kim

概要

  • ビットコイン(BTC)現物ETF市場は、ブラックロックフィデリティを中心とする勝者総取り型の構図に再編されつつある。
  • IBITとFBTCが2026年の新規機関資金の大半を吸収し、中小ETFの立場は縮小している。
  • BTC現物ETFの資金流出現物需要の回復不足を受け、機関投資家は慎重姿勢を維持している。

期間別予測トレンドレポート

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米ビットコイン(BTC)現物上場投資信託(ETF)市場で、ブラックロック(BlackRock)とフィデリティ(Fidelity)への資金集中が進んでいる。大手運用会社への偏重が強まり、中小ETFの存在感は薄れている。

コインデスクが6月10日に伝えたところによると、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)とフィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)は、2026年に入って新規の機関投資家資金の大半を取り込んでいる。

1月14日のBTC現物ETF市場への純流入額は計8億4060万ドルだった。このうちIBITが6億4840万ドル、FBTCが1億2540万ドルを記録し、流入額全体の9割超を占めた。

4月17日の純流入額は計6億6390万ドルだった。IBITは2億8400万ドル、FBTCは1億6340万ドルをそれぞれ集め、全体の約3分の2を吸収した。

コインデスクは、BTC現物ETF市場が多数の運用会社が競う構図から、規模や流動性、販売網を備えた少数の大手が資金の大半を握る勝者総取り型へ変わりつつあると分析した。

一方、デジタル資産のプライムブローカレッジを手がけるsFOXのダイアナ・ピレス最高事業責任者(CBO)は、最近のBTC価格下落後に一部で買いが入ったものの、意味のある現物需要の回復はまだ確認できていないと指摘した。

そのうえで、BTC現物ETFからの資金流出が続くなか、機関投資家も慎重な姿勢を保っていると付け加えた。

市場では、今後の現物ETFの資金フローが、BTC相場の方向性と機関投資家の心理を見極める重要な指標になるとみている。

写真:Shutterstock
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JH Kim

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