フィッチ、イラン紛争長期化なら北米エネルギーインフラに恩恵
JH Kim
概要
- フィッチは、イラン紛争の長期化と資源市場の変動性拡大が、北米のエネルギーインフラ業界にプラスに働く可能性があると分析した。
- フィッチは、中東の供給不確実性拡大時には米国産原油、LNG、NGLの輸出需要が増え、関連するパイプラインや貯蔵施設、輸出ターミナルの活用度が高まる可能性があると説明した。
- フィッチは、実際の恩恵の大きさは企業ごとの契約構造、輸出能力、投資計画などによって差が出ると付け加えた。
期間別予測トレンドレポート


国際格付け会社フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)は、イラン紛争の長期化や資源市場の変動性拡大が、北米のエネルギーインフラ業界に追い風となる可能性があると分析した。
6月10日にウォルター・ブルームバーグが伝えた。フィッチは報告書で、イランを巡る地政学的緊張が続く、あるいは世界の商品価格の変動性が高まる場合、北米の原油、液化天然ガス(LNG)、天然ガス液(NGL)のミッドストリームインフラ企業が恩恵を受け得るとの見方を示した。
ミッドストリームは、原油や天然ガスの輸送・貯蔵・加工を担うエネルギーインフラ分野を指す。
フィッチは、中東で供給の不確実性が高まれば、米国産の原油やLNGの輸出需要が増える可能性があると指摘した。これに伴い、関連するパイプラインや貯蔵施設、輸出ターミナルの活用度も高まると説明した。
もっとも、実際の恩恵の大きさは、各社の契約構造や輸出能力、投資計画などによって異なると付け加えた。
最近は米国とイランの緊張が高まっており、市場では世界のエネルギー供給網の安定性やエネルギー安全保障が改めて焦点になっている。


JH Kim
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