米株が乱高下後に大半下落 スペースXのIPO控え利益確定売り
JH Kim
概要
- 米株式市場は取引時間中の乱高下の末に下落して終え、ハイテク株と半導体業種の弱さが目立った。
- 投資家がスペースX IPOへの参加に向け、既存の保有銘柄を売却して現金を確保しているとの分析が出ている。
- 市場ではスペースXが多額の資金を吸収した場合、ハイテク株やグロース株の需給と短期的な変動性に影響する可能性があると警戒している。
期間別予測トレンドレポート


米株式市場は6月9日、取引時間中の乱高下の末に大半の指数が下落して終えた。投資家がスペースX(SpaceX)の新規株式公開(IPO)を前に保有株を売却し、現金を確保しているとの見方が市場で広がっている。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、主要指数は上昇して始まったものの、午後に入って売りが膨らみ、そろって下げに転じた。
引けにかけて下げ幅を一部縮めたが、ナスダック総合株価指数は約1%安で終えた。S&P500種株価指数も0.26%下落した。
ハイテク株安が目立つなか、半導体株の下げが大きかった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.9%下落した。
WSJは、年初から大きく上昇していた銘柄に利益確定売りが出ていると分析した。
とりわけ投資家は、今週予定されているスペースXのIPOに参加するため、保有株を売って現金を確保しているとみられる。
市場では、スペースXが多額の資金を吸収すれば、短期的にハイテク株やグロース株の需給に影響する可能性があると警戒している。
一方、足元ではウォール街の主要機関が、ハイテク株への過度な集中やポジションの過熱を指摘している。短期的な変動性の拡大を警戒する声も出ている。


JH Kim
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