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ジーキャッシュ、7月に「アイアンウッド」有効化へ オーチャードの脆弱性に対応

出典
Minseung Kang

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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ジーキャッシュ(Zcash)の開発陣は、「アイアンウッド(Ironwood)」アップグレードで実施する合意ルールの変更を固めた。過去に判明した「オーチャード(Orchard)」プールの脆弱性への対応で、7月の有効化を目指す。

暗号資産専門メディアのオデイリーが6月9日に報じた。開発陣はアイアンウッドに盛り込む合意ルールの変更で一致した。

今回のアップグレードは、先に確認されたオーチャードプールの脆弱性を受けた措置だ。この脆弱性では、攻撃者が偽造したZECを無制限に発行できる可能性があった。

もっとも、オーチャードプールはプライバシー保護機能を備える。このためジーキャッシュ側は、脆弱性の修正前に実際に偽造ZECが発行されたかどうかを確認できない状況にある。

アイアンウッドでは、オーチャードプロトコルを使う新たなプライバシープールを導入する。既存のオーチャードプールは段階的に廃止する予定だ。

アップグレードでは、ゼロ知識証明回路内に制御フラグも追加する。この機能を有効にすると、プール内の別の利用者に資金を送る機能は無効にできる一方、釣り銭の返還機能は維持できる。

有効化後、この制御フラグは既存のオーチャードプールに適用する。利用者が既存のオーチャードプールのアドレスに送金しようとすると、その取引は新たなプールへ自動的に誘導される。

市場関係者は、今回のアップグレードをジーキャッシュのプライバシー機能を維持しつつ、脆弱性への対応と供給に対する信認回復を同時に進める措置とみる。ただ、実際に偽造ZECが発行されたかどうかの確認は難しく、アップグレード後のネットワークの信頼回復が焦点になる。

Minseung Kang

Minseung Kang

minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
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