ビットコイン長期下値めど、採掘電力コスト並みの5万ドル近辺か
JH Kim
期間別予測トレンドレポート


ビットコイン(BTC)は足元で持ち直しを試しているが、長期的な下落相場の最終的な底値は、採掘時の電力コストにあたる5万ドル前後で形成される可能性がある。
暗号資産専門メディアのビインクリプトが6月8日に伝えたところによると、BTCの電力コスト(Electrical Cost)は現在、約4万8694ドルと推計される。電力コストは、採掘業者が1BTCを生産する際に負担する平均的な電力費を指す。
同メディアは、2015年と2022年の主要な弱気相場で、BTC価格が電力コスト水準まで下げた後に反発した例があったと説明した。
暗号資産インフルエンサーのテッド・ピローズ(Ted Pillows)は、世界的な景気後退のような極端な衝撃が生じない限り、BTCは5万ドル近辺で底を形成する可能性が高いと語った。
ピローズ氏は、過去にBTCが電力コストを下回って取引された期間は数週間にすぎなかったと指摘した。そのうえで、この価格帯は重要な長期支持線として機能してきたと付け加えた。
ただ、市場では採掘原価や電力コストがBTC価格の絶対的な下限を保証するわけではないとの見方もある。マクロ経済環境や流動性条件、機関投資家の資金フローが、なお相場の方向性を左右する主要変数とされる。
市場では今後、BTCが電力コストの水準を維持できるかどうかが、長期サイクルを占ううえでの主要な焦点になるとみている。


JH Kim
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