レジャーCTO「MiCAの準拠コスト高がWeb3の革新阻害」
JH Kim
概要
- レジャーCTOは、EUの暗号資産規制法 MiCA の高い規制順守コストが Web3業界の革新 を妨げていると指摘した。
- 同CTOは、規制順守に必要な法務助言費用や運営費、監査費、保険料、インフラ構築費などが、初期段階の スタートアップ にとって高い財務上の障壁になっていると説明した。
- 市場では、MiCA 施行後の欧州 暗号資産業界 が 大手金融機関 や資本力の豊富な企業を中心に再編される可能性に注目が集まっている。
期間別予測トレンドレポート


ハードウオレットを手掛けるレジャー(Ledger)の最高技術責任者(CTO)は、欧州連合(EU)の暗号資産規制法「MiCA」を巡り、準拠にかかる高いコストがWeb3業界の革新を妨げていると指摘した。
コインデスクが6月8日に報じたインタビューで、同CTOは「規制順守に必要なコストが高い財務上の障壁となり、初期段階の企業の技術革新を阻んでいる」と語った。
具体例として、法務助言費用のほか、運営費、監査費、保険料、インフラ構築費を挙げた。スタートアップにとって、こうした負担を賄うのは難しいと説明した。
そのうえで「現在の規制環境は、結果的に大手金融機関や資本力の豊富な企業に有利に働いている」と強調した。
EUは7月からMiCAを本格的に施行する予定だ。暗号資産サービス提供業者(CASP)は、関連ライセンスを取得しなければ域内で営業を継続できない。
業界では、MiCAが投資家保護と市場の透明性向上につながるとの評価がある。一方で、過度な規制対応コストが中小規模のプロジェクトやスタートアップの市場参入を難しくするとの懸念もある。
市場では、MiCAの施行後に欧州の暗号資産業界が大手事業者中心に再編される可能性に注目が集まっている。


JH Kim
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