【独自】サムスンバイオ労組、グループ産別労組の脱退推進
期間別予測トレンドレポート



サムスンバイオロジクス労働組合が、サムスングループの産別労組からの脱退に向けた手続きに入る。産別労組のサムスン電子支部が賃金・団体協約交渉の妥結後、組合員の離脱が相次いで求心力を失っており、産別労組の枠組みを維持しにくいと判断したとみられる。他の系列会社に脱退の動きが広がるかが焦点となる。
サムスングループ産別労組サムスンバイオロジクス共生支部のパク・ジェソン支部長は6月8日、「6月16~18日に社内講堂で組合員総会を開く計画だ」と述べた。そのうえで、サムスングループ産別労組からの脱退を主要議案として上程する考えを示した。
パク支部長は、サムスン電子労組が争議の隊列から途中離脱した結果、サムスンバイオロジクス労組としては闘争の原動力だけを失った状態だと指摘した。労組がさらに成熟しなければ、現在のような形を維持するのは難しいとの認識も語った。
サムスンバイオロジクスは、サムスングループ産別労組の設立時にあたる2024年2月から参加してきた。両社の労組は5月中旬まで協力基調を保っていたが、サムスン電子が5月に交渉を終えて以降、空気が変わった。産別労組のサムスン電子支部は、交渉結果に反発した組合員の離脱で、妥結から2週間で過半数労組の地位を失った。
サムスンバイオロジクス労組は、2次ストライキには慎重な姿勢をとっている。同労組は5月1~5日に全面ストを実施し、会社側はこれによる損失が1500億ウォン(約165億円)に達したと明らかにした。
パク支部長は「今回の総会で組合員の意見を聞き、今後の対応方針を決める予定だ」と述べた。2次ストまでは必要ないのではないかとの意見もあるとして、そうした点を十分に考慮する考えを付け加えた。
ヤン・ビョンフン記者 hun@hankyung.com

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