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米半導体・為替ショック、時価総額上位100銘柄の97銘柄が下落

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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<9000台をうかがっていたKOSPIが急落> 6月5日の米ナスダック指数が4%台の急落となった影響で、6月8日のKOSPIは8.29%安の7484.41、コスダック指数は9.08%安の911.39で取引を終えた。ソウル・乙支路のハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板に終値が表示されている。イム・ヒョンテク記者
<9000台をうかがっていたKOSPIが急落> 6月5日の米ナスダック指数が4%台の急落となった影響で、6月8日のKOSPIは8.29%安の7484.41、コスダック指数は9.08%安の911.39で取引を終えた。ソウル・乙支路のハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板に終値が表示されている。イム・ヒョンテク記者

韓国総合株価指数(KOSPI)は6月8日、8%を超す急落となり7500台を割り込んだ。コスダック指数も9%安と急落し、約6カ月ぶりの低水準に沈んだ。半導体市況への懸念に加え、政策金利の引き上げ観測が広がるなか、世界の株式市場が調整色を強め、上昇ピッチの速かった韓国株も下げを免れなかった。有価証券市場の時価総額は6月2日の高値に比べ1083兆ウォン(約11兆9000億円)減った。

6月8日のKOSPIは前日比8.29%安の7484.41で取引を終えた。韓国取引所によると、寄り付き直後の午前9時3分には下落率が8.40%に達し、全銘柄の売買を20分間止めるサーキットブレーカーが発動した。

コスダック指数は9.08%安の911.39まで下げ、「1000」を割り込んだ。2025年12月18日以来、約6カ月ぶりの安値水準となった。コスダック市場でも午後2時36分にサーキットブレーカーが発動した。KOSPIとコスダックが同日にそろって売買停止となるのは、米国とイランの戦争勃発後の最初の取引日だった3月4日以来、3カ月ぶりとなる。

韓国経済新聞が主要証券7社のリサーチセンター長を対象に緊急調査したところ、専門家は今回の調整局面でのKOSPIの下値を7000前後と見積もった。本格的な下落相場ではなく、短期調整とみる見方が大勢だった。

KOSPI8%安、サーキットブレーカーは今年3回目

30万ウォン割れのサムスン電子、200万ウォン割れのSKハイニックス レバレッジ商品は20%安

有価証券市場で、パニック売りによる投げ売りを抑えるため取引を一定時間止めるサーキットブレーカーが発動したのは、1998年の制度導入後で9回しかない。2001年9月の米同時多発テロ時に実施されて以降、2020年の新型コロナウイルス禍までは19年間、一度も発動されなかった。

2008年の世界金融危機でもなかったサーキットブレーカーが、2026年に入って3回目の発動となった。急ピッチの上昇相場の後に大幅な調整がたびたび入り、投資家の不安も強まっている。

サムスン電子とSKハイニックスに売り集中、レバレッジ商品は20%安

有価証券市場でサーキットブレーカーが発動した6月8日は、上場922銘柄のうち876銘柄(95.01%)が下落した。サーキットブレーカーはKOSPIが前営業日比で8%以上下げ、その状態が1分続いた場合に発動する。第1段階では20分間、取引が止まる。

この日は指数が7474.74と8.4%下げた午前9時3分に第1段階が発動した。戦争を受けて3月4日と3月9日に連続で実施されて以来、3カ月ぶりだ。15%以上下げた場合に発動する第2段階には至らなかった。解除後はいったん持ち直し、KOSPIは7500〜7800台で推移したが、午後2時30分ごろから再び下げに転じ、7400台で引けた。

時価総額上位100銘柄のうち、NAVERとLGユープラスなどを除く97銘柄が下落した。サムスン電子は10.18%安の29万5500ウォン(約3万2500円)で取引を終えた。5月29日に30万ウォン台へ乗せてから6営業日で30万ウォンを割り込んだ。SKハイニックスは7.68%安の191万1000ウォン(約21万円)で引けた。200万ウォン台を割り込んだうえ、190万ウォン台の維持も楽観できない状況だ。

両社の時価総額も急減した。サムスン電子は時価総額が1882兆317億ウォン(優先株含む、約20兆7000億円)となり、1日で210兆ウォン(約2兆3000億円)減った。世界の時価総額順位でも、メタを抜いてテスラを視野に入れていた流れが逆転し、両社に抜かれて11位に後退した。SKハイニックスは同期間に時価総額が113兆ウォン(約1兆2400億円)減り、1361兆9742億ウォン(約15兆円)となった。足元で加わった「1兆ドルクラブ」からも外れた。

両社の株価急落で、サムスン電子とSKハイニックスにレバレッジで投資した投資家の損失は一段と膨らんだ。主要運用会社のサムスン電子単一銘柄レバレッジ商品は20%台下落し、SKハイニックス単一銘柄レバレッジ商品も15〜16%程度下げた。

「ジェンスン・ファン効果」は一部で発現

エヌビディア(NVIDIA)のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は6月8日の記者会見で、株価下落について問われると「大いに歓迎すべきだ」と語った。「割安な価格で買えるからだ」と続けた。市場全体は急落を避けられなかったが、「ジェンスン・ファン効果」は一部銘柄で表れた。ファン氏は同日、SKグループの崔泰源会長、LGグループの具光謨会長、NAVERの李海珍取締役会議長と会い、投資計画を示し、協業を強調した。

NAVERは9.20%高の27万9000ウォン(約3万700円)で取引を終えた。NAVERとエヌビディアが「GW級の超大型グローバル人工知能(AI)ファクトリーを構築する」との報道を受け、取引時間中には29万ウォンまで上昇する場面もあった。

SKグループ株では、AI企業への転換を目指すSKネットワークスが30%高のストップ高を付けた。SKテレコムは0.28%高と小幅ながら上昇して引けた。LGユープラスは2.61%上昇し、NAVERと並んで時価総額上位銘柄のなかで数少ない上昇銘柄となった。

この日、外国人投資家は2735億ウォン(約301億円)を売り越した。売り越しは続いたが、前営業日の3兆7948億ウォン(約4170億円)の売り越しに比べると規模は大きく縮小した。NAVERの896億ウォン(約98億円)、SKネットワークスの325億ウォン(約36億円)など、上昇銘柄を主に買った。一方でサムスン電子は4512億ウォン(約496億円)、SKハイニックスは3134億ウォン(約345億円)それぞれ売り越した。

個人投資家は2兆7626億ウォン(約3040億円)を買い越した。外国人が売ったサムスン電子を1兆4475億ウォン(約1590億円)、SKハイニックスを4125億ウォン(約454億円)それぞれ買い入れた。

カン・ジンギュ記者 josep@hankyung.com

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