トランプ氏「いかなる合意でもイラン凍結資産の先行解除・制裁緩和はない」
JH Kim
概要
- トランプ大統領はイランとの潜在的な合意に関連し、凍結資産の解除や対イラン制裁緩和を先行して提供しない考えを示した。
- 市場では、米国・イラン交渉で凍結資産問題が膠着状態に陥り、交渉進展の不透明感が強まっていると伝えた。
- 市場では、米国・イラン交渉の妥結の可否が、国際原油相場や金価格など世界の金融市場に影響を与える主要な変数とされている。
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ドナルド・トランプ米大統領は、イランとの潜在的な合意を巡り、凍結資産の解除や対イラン制裁の緩和を先行して認めない考えを示した。市場では、米国とイランの交渉で最大の争点となっている凍結資産問題に関心が集まっている。
ウォルター・ブルームバーグが6月7日に伝えたところによると、トランプ大統領は「いかなる合意の一環としても、イランの凍結資産を先に解除したり、制裁を先行して解除したりすることはない」と語った。
この発言は、イランの最高指導者の顧問が、米国とイランの交渉は凍結資産の解除問題を巡って膠着状態に陥っていると主張した直後に出た。
イラン側は暫定合意が成立した場合、約120億ドル規模の凍結資産を直ちに解除し、その後さらに120億ドルを追加で解除するよう求めているとされる。
これに対し米国は、交渉の初期段階で資産を解除すれば、重要な交渉上のてこを失いかねないとの立場を維持している。
トランプ大統領は最近、イランが合意文書への署名に近づいていると述べるなど、交渉の進展を示唆してきた。ただ、今回の発言で、凍結資産や制裁緩和を巡る双方の隔たりがなお大きいことが改めて浮き彫りになった。
市場では、米・イラン交渉が妥結するかどうかが、国際原油相場や金価格など世界の金融市場に影響を及ぼす重要な変数とみられている。


JH Kim
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