マスク氏に再び「巨額の雨」か、スペースX売上高は2040年に3.4兆ドル 市場の関心急拡大
概要
- モルガン・スタンレーが2040年のスペースX売上高を 3兆4000億ドル、EBITDAを 2兆7000億ドル と示したと伝えた。
- ゴールドマン・サックスがスペースXの AI部門売上高 を2025年の 32億ドル から2030年に 3220億ドル、全社売上高を 4740億ドル と予測したと報じた。
- スペースXはナスダック上場を通じて 750億ドル を調達し、上場後の時価総額は約 1兆7500億〜1兆7700億ドル と見込まれる。ただ、宇宙産業を巡る 規制 や 競争 などの変数によって、実際の業績は見通しと乖離する可能性があるとした。
期間別予測トレンドレポート



イーロン・マスク氏が率いる宇宙企業スペースXの売上高が、2040年に3兆4000億ドルに達するとの見通しが浮上した。新規株式公開(IPO)を控え、ウォール街の投資銀行が強気の成長予測を相次いで打ち出し、市場の関心を集めている。
ウォール・ストリート・ジャーナルが6月5日に伝えたところによると、スペースXのIPOで共同主幹事を務めるモルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は投資家向け資料で、2040年の売上高見通しを3兆4000億ドルと示した。前年の売上高見通しである187億ドルと比べると、180倍超に膨らむ計算になる。
収益性についても強気の見通しを示した。モルガン・スタンレーは、スペースXのEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が2040年に2兆7000億ドルに達すると試算している。
他の主幹事もスペースXの成長性を高く見積もっている。フィナンシャル・タイムズとブルームバーグ通信によると、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)はスペースXのAI部門売上高が2025年の32億ドルから2030年に3220億ドルへ拡大すると予測した。全社売上高も前年の187億ドルから2030年に4740億ドルへ増えると見込んでいる。
スペースXは6月12日にも見込まれるナスダック市場への上場を通じ、約750億ドルを調達する予定だ。上場後の時価総額は約1兆7500億〜1兆7700億ドルと見込まれている。
スペースXは再利用ロケット、衛星インターネットサービス「スターリンク」、宇宙打ち上げサービスを基盤に急成長してきた。AIや宇宙インフラ事業の拡大期待も加わり、企業価値の算定にはプレミアムが上乗せされる流れになっている。
もっとも、これらの数値は投資銀行が示した長期見通しであり、実際の業績と差が出る可能性がある。宇宙産業における技術開発の進展速度や規制、打ち上げコスト、衛星通信市場での競争が、今後の企業価値と業績を左右する変数になる。
イ・ソンニョル 韓経ドットコム記者 yisr0203@hankyung.com

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