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韓国株2%超安、ブロードコム見通し下振れと中東緊張再燃が重荷

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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「1ドル=1530ウォン台が重荷、日中は変動の大きい相場展開か」

写真:Shutterstock
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韓国総合株価指数(KOSPI)は6月4日、取引序盤に2%超下落している。米半導体大手ブロードコム(Broadcom)が市場予想を下回る売上高見通しを示したことに加え、イランのクウェート空爆などで中東情勢の緊張が再び高まったことが重荷となっている。

韓国取引所によると、6月4日午前9時20分時点のKOSPIは前営業日比208.81ポイント(2.37%)安の8592.68だった。投資主体別では、個人が1兆2644億ウォン(約1390億円)、機関が2759億ウォン(約303億円)をそれぞれ買い越した。一方、外国人は1兆5733億ウォン(約1730億円)を売り越している。

指数下落の背景には、米国とイランを巡る地政学リスクの高まりがある。これに加え、ブロードコムの第3四半期の人工知能(AI)半導体売上高見通しが市場予想に届かず、米ハイテク株が軟調に推移したことも響いた。ロイター通信によると、ブロードコムの2025会計年度第2四半期売上高は222億7000万ドルだった。

同社は第3四半期のAI半導体売上高を160億ドルと見込んでいる。市場予想の163億6000万ドルをやや下回った。未来アセット証券のソ・サンヨン研究員は、ブロードコムがAI半導体売上高見通しを市場予想より低く示したことで、世界のAI関連投資家心理が冷え込んだと分析した。

時価総額上位銘柄も軒並み安い。サムスン電子は1.80%安、SKハイニックスは2.71%安、サムスン電子優先株は2.59%安、SKスクエアは1.15%安、現代自動車は3.98%安、サムスン電機は2.15%安、LGエナジーソリューションは3.05%安で推移している。

半面、同時刻のKOSDAQ指数は33.68ポイント(3.28%)高の1059.71だった。投資主体別では、外国人が307億ウォン(約34億円)、機関が603億ウォン(約66億円)をそれぞれ買い越した一方、個人は879億ウォン(約97億円)を売り越した。

KOSDAQの時価総額上位では、エコプロBMが3.54%高、アルテオジェンが2.10%高、エコプロが6.11%高、ジュソンエンジニアリングが9.95%高、コオロンティッシュジンが4.81%高、サムチョンダン製薬が5.96%高、リノ工業が6.03%高となっている。ソ研究員は、足元で下げが大きかったKOSDAQでは、製薬・バイオや二次電池など時価総額上位銘柄に資金が流入し、相対的に強含んでいると指摘した。

為替市場では、ウォン相場が急落し、1ドル=1530ウォン台で始まった。6月4日のソウル外国為替市場で、対ドルのウォン相場は前営業日の昼間終値に比べ13.6ウォン下落し、1ドル=1530ウォンで取引を開始した。キウム証券のハン・ジヨン研究員は、韓国株について、休場期間中にフィラデルフィア半導体株指数が7%台上昇し、エヌビディア(NVIDIA)のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)の訪韓期待もあるものの、米株相場の調整局面でブロードコム株が時間外取引で下げたことや、対外不確実性を背景にウォン相場が1ドル=1530ウォン台へ再び下落したことが重なり、日中は値動きの荒い展開になるとの見方を示した。

カン・ギョンジュ 韓経ドットコム記者 qurasoha@hankyung.com

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