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国際原油が3日続伸、中東の戦闘拡大懸念でWTIは96ドル突破

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 米国とイランの軍事衝突再開を受け、国際原油価格は3取引日連続で上昇し、WTIは1バレル=96ドルを上回った。
  • 米商業用の原油在庫は前週比で800万バレル減少し、市場予想の2倍に達して原油高圧力として作用した。
  • ボブ・ヤガー氏は、停戦交渉妥結の可能性が小さくなっているとし、中東情勢の悪化が供給不安心理を強めていると評価した。

期間別予測トレンドレポート

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米・イランの軍事応酬で原油市場の不安拡大

写真:Shutterstock
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米国とイランの停戦交渉が進展しないなか、両国の軍事衝突が再燃し、国際原油価格は3取引日連続で上昇した。米原油在庫の減少も重なり、米国産標準油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は1バレル=96ドルを上回った。

6月3日のICE先物取引所で、8月渡しの北海ブレント先物は前日比1.9%高の1バレル=97.81ドルで終えた。ニューヨーク商業取引所では、7月渡しのWTI先物が2.4%上昇し、96.02ドルで引けた。

同日未明、イラン革命防衛隊(IRGC)は、イランのタンカーとゲシュム島の通信塔への攻撃への対応として、クウェートの米空軍基地やバーレーンの米海軍第5艦隊基地などを攻撃したと明らかにした。これに対し、米中央軍(CENTCOM)はイランの攻撃は失敗したと反論した。

クウェート国防省は同日未明、イランが発射した弾道ミサイル13発とドローン17機を撃墜したと発表した。一方で、クウェート国際空港など民間インフラに大きな物的被害が出たと指摘した。インド人居住者1人が死亡し、複数人が負傷したという。バーレーン軍当局も、イランから飛来したミサイル3発と複数のドローンを撃墜したとして、イランを非難した。

これに先立ち、米軍は6月1日にゲシュム島のレーダーなど関連施設を攻撃した。6月2日にはイランのタンカーをミサイルで無力化した。イランは、クウェートとバーレーンを標的にした空爆が最近の米国の攻撃に対する報復措置であることを示唆した。みずほ証券のボブ・ヤガー氏は、停戦交渉がまとまる可能性は「小さくなっているようだ」と述べ、情勢は悪化しているとの認識を示した。

米原油在庫が市場予想を上回る幅で減少したことも、原油高を後押しした。米エネルギー情報局(EIA)は、5月29日時点の米商業用原油在庫が4億3370万バレルとなり、前週比で800万バレル減ったと発表した。ロイターがまとめた市場予想は400万バレル減で、実際の減少幅はその2倍だった。夏場のエネルギー需要の最盛期を前に、供給不安を強める要因となった。

オ・セソン 韓経ドットコム記者 sesung@hankyung.com

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