ストラテジーのSTRCが額面割れ ビットコイン買い増し戦略に懸念
JH Kim
概要
- ストラテジーの永久優先株 STRC が額面を下回り、高レバレッジの BTC買い増し戦略 への懸念が広がっていると分析された。
- STRCのディペッグと巨額の 配当負担 を背景に、BTC売却による債務返済の可能性が意識され、BTC価格 に下押し圧力がかかった。
- ストラテジーは32BTCを売却し、STRC配当金 の支払いに充てる計画だが、全保有量に占める割合はごく小さく、長期の BTC蓄積戦略 の変更とは言い切れないとの反論もある。
期間別予測トレンドレポート


ストラテジー(Strategy、ティッカーMSTR)の永久優先株STRCが額面を下回り、同社のビットコイン(BTC)買い増し戦略への懸念が広がっている。市場は、レバレッジに依存した同社のBTC蓄積モデルが持続可能かどうかに注目している。
暗号資産専門メディアのディクリプトが6月3日に伝えたところによると、STRCは最近、額面100ドルを5.2%下回る94.84ドルまで下落した。
タイガーリサーチ(Tiger Research)のライアン・ユン首席アナリストは「STRCのディペッグは、ストラテジーの高レバレッジのBTC購入構造に亀裂が入ったことを意味する」と分析した。
ユン氏は、巨額の配当負担を背景に、ヘッジファンドがマイケル・セイラー氏に債務返済のため一部のBTC売却を迫られる可能性を懸念していたと説明した。さらに、こうした見方が「BTCは決して売らない」という従来の物語を損ない、BTC相場に即座の下押し圧力を与えたと付け加えた。
ストラテジーはこれに先立ち、5月末に32BTCを売却して約250万ドルを確保し、この資金をSTRCの配当支払いに充てる方針を明らかにしていた。BTCの売却は2022年以降で初めてとされる。
ただ、売却規模は保有する84万3700BTCの約0.004%にとどまる。このため、長期のBTC蓄積戦略そのものが変わったとみるのは難しいとの反論もある。


JH Kim
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