日銀総裁「中東情勢が段階的に緩和なら利上げ必要」
JOON HYOUNG LEE
概要
- 植田和男日銀総裁は、基本シナリオの実現可能性が高まれば 政策金利 を引き上げ続ける考えを示した。
- 基本シナリオについては、イランを巡る 地政学的緊張 が段階的に緩和し、経済成長率 と基調的な 物価上昇率2%%前後 が維持される場合だと説明した。
- 日銀は6月15〜16日の 金融政策決定会合 で 基準金利 を決める予定で、植田総裁の発言は 利上げ を念頭に置いたものではないかとの見方が出ていると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



植田和男日銀総裁が、追加利上げの可能性を示唆した。
ブロックビーツは6月3日、植田総裁が同日、「日銀は基本シナリオが実現する可能性が高まったと判断すれば、適切なペースで政策金利を引き上げ続ける」と述べたと報じた。植田総裁のいう基本シナリオは、イランを巡る地政学的緊張が段階的に和らぎ、経済成長率が緩やかな上昇基調を示し、基調的な物価上昇率が2%前後で推移する状況を指す。
今回の発言を受け、市場では追加利上げを念頭に置いた発言との見方が出ている。日銀は6月15〜16日に金融政策決定会合を開き、政策金利を決める予定だ。
ブロックビーツは、植田総裁の表現は過去2回の利上げ時ほど明確ではないと伝えた。高市早苗首相が金融政策を巡る立場を示すなか、植田総裁が一定の柔軟性を保とうとしているとの見方も示した。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
