ビットコイン、7万1000ドルの支持線が焦点 割れれば6万5000ドル下回る可能性
概要
- マイケル・バン・デ・ポッペ氏は、ビットコインが7万1000ドルの支持線を維持できれば、反発基調が続く可能性があると述べた。
- 7万ドル近辺の支持線を割り込めば6万5000ドルを下回る可能性がある一方、新たな安値を付ける可能性は低いと評価した。
- 米国の現物ビットコインETFで10営業日連続の純流出が続くなかでも、7万1000ドルの支持線を維持できるかどうかが短期的な方向性を左右する重要な変数だと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



ビットコインが主要な支持帯で方向性を試している。7万1000ドル前後を維持できれば反発基調が続く可能性がある一方、この水準を割り込めば6万5000ドルを下回る恐れがある。
暗号資産メディアのブロックビッツによると、MNトレーディング・キャピタル(MN Trading Capital)創業者のマイケル・バン・デ・ポッペ氏は、ビットコインが足元で重要な価格帯にあると分析した。
同氏は、ビットコインが7万ドル近辺の支持線を守れなければ、6万5000ドルを下回る可能性があると指摘した。ただ、現在の市場構造は2026年2月の下落局面とは明確に異なるとし、新たな安値を付ける可能性は低いとの見方を示した。
同氏はまた、7万1000ドル近辺を足元で最も重要な支持線に挙げた。この水準を維持できれば、ビットコインは7万6600ドルの抵抗線突破を試す展開となり、暗号資産市場全体も新たな上昇局面に入る可能性があるという。
さらに、ビットコインが7万6600ドル近辺を突破すれば、「史上最高値が近づく可能性がある」と語った。この場合、アルトコイン市場も強い動きを見せる可能性があると付け加えた。
一方で、短期的な上昇は限られるとの見方もある。エコノミストのティモシー・ピーターソン氏は、ビットコイン価格がこの夏にかけて緩やかに上昇し、7月末ごろに高値を付ける可能性があるとみる。ただ、全体の値動きは比較的鈍いものになると見通した。
重荷となっているのは、米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)の資金フローだ。米国の現物ビットコインETFでは10営業日連続で純流出が発生し、5月15日以降の累計純流出額は29億7000万ドルを超えた。総資産も1042億9000万ドルから941億7000万ドルに減少した。
ただ、暗号資産分析会社サンティメント(Santiment)は、ETFからの継続的な資金流出が市場の段階的な底入れ接近を示す場合もあると分析した。市場では、ビットコインが7万1000ドルの支持線を維持できるかが、短期的な方向性を左右する最大の焦点となっている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
