概要
- デジタル資産投資商品で16億7000万ドルの純流出が発生し、3週連続の資金流出とAuMの減少が続いたと伝えた。
- 米国を中心に、ビットコインで14億3800万ドル、イーサリアムで2億5700万ドルの純流出が発生し、投資家心理が大きく冷え込んだとした。
- アルトコインではXRP、ハイパーリキッド、ニアのみが100万ドル超の純流入を記録し、資金流入は限定的だったと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



デジタル資産投資商品から先週、16億7000万ドルが純流出し、資金流出は3週連続となった。
6月1日公表のコインシェアーズ(CoinShares)の週次リポートによると、直近1週間の世界のデジタル資産投資商品では合計16億7000万ドルの純流出が発生した。2026年に入って2番目に大きい週間流出額という。過去3週間の累計純流出額は42億1000万ドルに達した。
運用資産残高(AuM)は1480億ドルから1410億ドルに減少し、4月初旬以降で最も低い水準となった。コインシェアーズは、イランを巡る地政学リスクの拡大でリスク回避姿勢が強まり、資金流出が膨らんだと分析した。
地域別では、米国が16億3000万ドルの純流出となり、全体の流れを主導した。ドイツでも2570万ドルが流出した。スウェーデンと香港でもそれぞれ660万ドル、450万ドルの純流出となった。
資産別では、ビットコインが14億3800万ドルの純流出となり、年初来で最大の週間流出を記録した。これにより、年初来のビットコインの累計純流入額は26億ドルから12億ドルへ大きく縮小した。イーサリアムも2億5700万ドルの純流出となった。
アルトコインへの資金流入も大きく細った。3週間前には11資産で純流入がみられたが、今回は100万ドル超の純流入を記録した資産が5つにとどまった。XRPは2030万ドル、ハイパーリキッド(Hyperliquid)は1080万ドル、ニア(NEAR)は760万ドルの純流入だった。
コインシェアーズは「地政学的緊張の高まりでリスク回避姿勢が強まり、世界全体で資金流出が拡大した」と指摘した。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
