アルトマン氏「誰もが個人用ロボットを持つ時代に」 オープンAIがロボティクス拡大
Minseung Kang
期間別予測トレンドレポート



オープンAIは、誰もが個人用ロボットを持つ未来を長期ビジョンとして打ち出した。生成AIをソフトウエアの領域を超えて物理世界に広げる戦略を、ロボティクス人材の採用で具体化している。
6月1日、サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)はX(旧ツイッター)への投稿で「オープンAIロボティクスが採用中だ」と明らかにし、フルスタックのハードウエア、オペレーション、システム、機械学習(ML)の各エンジニアを募集していると説明した。採用した人材は「社会に役立つロボットをプログラムし、製造する」業務に携わるという。
アルトマンCEOはロボティクス事業の方向性も示した。「AIは物理世界で人々を助けられるようでなければならない」と指摘したうえで、短期的には熟練労働者による将来インフラの構築を支えるロボットに重点を置く考えを示した。長期的には「誰もが必要な仕事をしてくれる個人用ロボットを持つこと」を構想しているとした。
オープンAIのロボティクス組織は、既存の世界シミュレーション研究プログラムを発展させたものという。アルトマンCEOは、アディティヤ・ラメシュ氏が率いる同プログラムがこの1年でオープンAIロボティクスへ進化したと説明した。ラメシュ氏は画像生成モデル「DALL・E」の開発に携わったことで知られる。
アルトマンCEOは、ロボティクス分野の進展が急速に進んでいると強調した。ロボットのハードウエアと機械学習の研究を一体で設計する手法を基盤にしているという。「ロボティクススタック全体を自ら手がけるのが好きで、未来をつくりたいなら参加を検討してほしい」と呼びかけた。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
