概要
- ドナルド・トランプ米大統領が、イランとの戦争終結に向けた了解覚書(MOU)案を承認しなかったと、ニューヨーク・タイムズが報じた。
- トランプ大統領は、イラン資金の凍結解除と核プログラムに関する条項に懸念を示し、合意条件を厳しくした修正案をイラン側に送った。
- トランプ大統領は、ホルムズ海峡の再開放に関する文言の修正も指示し、修正案に対するイラン側の回答まで約3日かかるとの報告を受けた。
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ドナルド・トランプ米大統領が、イランとの戦争終結に向けた了解覚書(MOU)案を承認しなかったと、ニューヨーク・タイムズが5月30日に報じた。
ニューヨーク・タイムズによると、トランプ大統領は米国とイランの交渉団が最近、暫定合意した終戦MOUを認めなかった。これを受け、米政府は合意条件を厳しくした修正案をイラン側に送ったという。
トランプ大統領は、合意案に盛り込まれたイラン資金の凍結解除を巡る内容に懸念を示したもようだ。同氏はオバマ前政権による対イラン現金支払いを一貫して批判してきた。
従来の了解覚書では、60日間の休戦期間中にイランの核プログラムを協議すると明記していた。イランが保有する高濃縮ウランの扱いと、追加の濃縮活動の制限が最優先議題となっている。
米政治専門メディアのアクシオスによると、トランプ大統領は核プログラムに関する条項の修正も求めている。米高官はアクシオスに対し、「(高濃縮ウランに関する条項は)米国が核物質をどう確保するのか、そして具体的な日程をどうするのかという詳細に近い」と語った。
トランプ大統領は、ホルムズ海峡の再開放に関する文言の修正も指示したという。アクシオスなどによると、同氏は今回の修正案に対するイラン側の回答が届くまで約3日かかるとの報告を受けた。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
