サムスン電子、車載メモリーで初の世界首位 マイクロン抜きシェア40%
概要
- サムスン電子が世界の車載メモリー半導体市場で市場シェア40%%を握り、初めて首位に立った。
- サムスン電子は中国などの高成長市場で低消費電力DRAM(LPDDR)とユニバーサル・フラッシュ・ストレージ(UFS)の販売を伸ばし、シェアを大きく高めた。
- サムスン電子は2020年から2025年まで車載メモリー市場で年平均40%%以上の売上高成長を記録しており、LPDDR5X、LPDDR5、SSDで首位を固める方針だ。
期間別予測トレンドレポート


サムスン電子が米マイクロンを抜き、世界の車載メモリー半導体市場で初めて首位に立った。
5月31日に公表された自動車業界の調査会社S&Pグローバル・モビリティ(S&P Global Mobility)の報告書によると、サムスン電子の2025年の車載メモリー市場シェアは40%と、2024年の35%から5ポイント上昇した。従来首位だったマイクロンは同じ期間に40%から36%へ低下し、2位に後退した。

サムスン電子は欧州、韓国、日本などの伝統的な自動車市場に加え、高成長市場の中国でもシェアを大きく伸ばした。自動運転システムの拡大や車載インフォテインメント(IVI)システムの高度化で大容量・高性能メモリーの需要が急増するなか、低消費電力DRAM「LPDDR」やユニバーサル・フラッシュ・ストレージ(UFS)などの先端製品が世界の顧客企業に受け入れられたことが首位奪取につながった。
車載メモリーはこれまで、製品の更新周期が7〜8年と長く、先端技術への要求水準も低いため、メモリー業界では相対的に付加価値の低い市場と位置づけられてきた。完成車メーカーが性能より耐久性と安定性を優先し、保守的な供給網管理を続けてきたことも、新規参入の障壁を高めていた。
サムスン電子は2015年、LPDDRやUFSなどの低消費電力メモリーソリューションを前面に、高性能インフォテインメント向けや自動運転車向けの半導体市場に本格参入した。その後は車載ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)やグラフィックDRAM(GDDR)を量産車に先行適用し、自動運転を軸とする世界のプレミアム市場の開拓を加速した。サムスン電子は2020年から2025年まで、車載メモリー市場で年平均40%を超える売上高成長を記録したという。
今後はLPDDR5XやLPDDR5などの高性能DRAM、車載品質規格「AEC-Q100」を満たすSSDなど幅広い製品群を武器に、首位の座を固める方針だ。
キム・チェヨン記者 why29@hankyung.com

Korea Economic Daily
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