米・イラン覚書案に凍結資産120億ドルの即時支払い条項
JH Kim
概要
- 米国とイランが協議中の覚書に、イランの凍結資産120億ドルを即時に支払う条項が盛り込まれたと報じられた。
- 市場では、制裁緩和と資産凍結解除が米・イラン交渉の主要争点に浮上している。
- 凍結資産の解除は米・イラン交渉妥結の重要な変数になり得るものの、最高指導部の承認手続きが残っており、最終合意はなお不透明だ。
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米国とイランが協議中の覚書(MOU)案に、イランの凍結資産120億ドルを直ちに支払う内容が盛り込まれたもようだ。市場では、制裁緩和と資産凍結解除が交渉の主要争点に浮上している。
イランのファルス通信は5月29日、米国とイランが交渉している覚書に、イランの凍結資産120億ドルを即時に支払う条項が含まれたと報じた。
同通信によると、対象資産は米制裁によって海外で凍結されたイラン資金の一部にあたる。イランは交渉の過程で、凍結資産へのアクセス確保を主要な要求として掲げてきた。
足元では、米国とイランが停戦延長や核協議の再開、ホルムズ海峡の正常化を含む合意案を協議している。ただ、ウラン濃縮の制限や制裁解除の範囲を巡る隔たりはなお残る。
市場では、凍結資産の解除が米・イラン交渉妥結を左右する重要な変数になるとの見方がある。もっとも、双方の最高指導部による承認手続きが残っており、最終合意に至るかはなお不透明だ。

JH Kim
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