カナダ、1〜3月期に技術的景気後退 2020年以来5年ぶり
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



カナダが2026年1〜3月期に技術的景気後退に入った。
ブルームバーグが5月29日に報じたところによると、カナダ統計局は同日、1〜3月期の実質国内総生産(GDP)が年率換算で0.1%減少したと発表した。2025年10〜12月期のマイナス1%に続き、2四半期連続のマイナス成長となった。
ブルームバーグは、1〜3月期GDPの予想外の減少が市場予想に反したと伝えた。カナダが2四半期連続でマイナス成長を記録するのは、新型コロナウイルス禍だった2020年以来5年ぶりとなる。
1〜3月期GDPの発表直後、カナダドルは取引時間中の安値まで下落した。モントリオール銀行のダグ・ポーター主任エコノミストは、今回の結果が利上げ論議に冷や水を浴びせるとの見方を示した。足元のカナダ経済には、金利引き上げに耐える余力がないと分析した。
カナダ銀行はこれに先立ち、政策金利を2.25%で4会合連続で据え置いた。ブルームバーグは、高止まりする原油価格がインフレに及ぼす短期的な影響はいったん脇に置き、景気後退局面を注視するための対応だと評価した。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
