中東戦争の影響が顕在化、4月の生産・投資・消費がそろって減少
Korea Economic Daily
期間別予測トレンドレポート



4月の韓国の生産、消費、投資がそろって減少した。生産・消費・投資の同時減少は2025年8月以来、8カ月ぶり。
韓国統計庁が5月29日に発表した「4月の産業活動動向」によると、4月の全産業生産指数は117.8と前月比0.6%低下した。2020年を100とする季節調整済み指数で、農林水産業は含まない。
全産業生産は2月に2.1%、3月に0.4%それぞれ上昇していたが、4月は3カ月ぶりに減少へ転じた。2月末に勃発した中東戦争の影響が、4月の実体経済指標に表れたとみられる。
鉱工業生産は前月比0.7%減少した。石油精製の生産は19.4%落ち込んだ。1988年5月の22.1%減以来、37年11カ月ぶりの大幅な減少となった。中東戦争で原油の需給環境が悪化したことが響いた。
自動車生産は10.0%減った。2025年9月の15.3%減以来、7カ月ぶりの大きな下げ幅だった。
半導体生産は3.1%増えた。スーパーサイクルを背景に増加基調を維持した。
内需関連の指標も振るわなかった。財消費を示す小売販売額指数は前月比3.6%低下した。2024年2月の3.7%減以来、2年2カ月ぶりの大幅な減少となった。
サービス業生産は1.0%減少した。サービス消費の流れを示す指標でもある。
投資関連の指標もそろって減少した。設備投資は前月比3.6%減った。建設会社の国内施工実績を示す建設既成も1.4%減少した。
足元の景気を示す一致総合指数の循環変動値は前月比0.2ポイント上昇した。先行きを示す先行総合指数の循環変動値も0.6ポイント上がった。
ハン・ギョンウ 韓経ドットコム記者 case@hankyung.com

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