サムスン証券、SDS・カードとドゥナム株4%取得 デジタル資産で連携
概要
- サムスン証券、サムスンSDS、サムスンカードは、カカオ系列が保有するドゥナム株4.0%%を6128億ウォン(約674億円)で取得すると発表した。
- 今回の取引でドゥナム株の1株当たり価格は約43万9250ウォン(約4万8000円)に決まった。これをもとに算出した企業価値は15兆3000億ウォン(約1兆6800億円)となる。
- サムスン3社は、デジタル資産、ウォン建てステーブルコイン、トークン証券、暗号資産サービスなどの分野でドゥナムと協業し、新たな事業機会を探る方針だ。
期間別予測トレンドレポート


サムスン証券は5月28日、サムスンSDS、サムスンカードとともに、カカオ系列が保有するドゥナム株4.0%を取得すると発表した。サムスン証券が2.0%、サムスンSDSとサムスンカードがそれぞれ1.0%ずつ取得する。取得株数は計139万株、取得額は6128億ウォン(約674億円)。

取得対象は、カカオインベストメント、カカオベンチャーズ、カカオ青年創業ファンド、KIF-カカオ・ウリ銀行技術金融投資ファンドなどが保有する既存株だ。1株当たりの価格は約43万9250ウォン(約4万8000円)に決まった。ドゥナムとネイバーファイナンシャルの包括的株式交換での株式買い取り請求権価格と同水準という。これをもとに算出したドゥナムの企業価値は15兆3000億ウォン(約1兆6800億円)となる。
サムスン3社は、成長するデジタル資産関連の新規事業機会を創出するため、今回の投資を決めたと説明した。ウォン建てステーブルコインなどデジタル資産の範囲が今後広がり、それに伴って取引所の事業領域もさらに拡大し得る点を踏まえた。
サムスン証券は、トークン証券の発行・流通や暗号資産サービスなどデジタル資産全般で、ドゥナムとの協業を強化する。相互のサービス拡大につなげ、事業機会を探る方針だ。
サムスンSDSは、ITサービス、AI、クラウド、セキュリティー、データ管理の技術力にドゥナムのブロックチェーン運営ノウハウを組み合わせることで、自社のブロックチェーンソフトウエアの競争力を高める。今後は韓国の金融会社向け次世代デジタル金融インフラ事業も強化する計画だ。
サムスンカードは、今後ウォン建てステーブルコインが導入された場合、サムスン金融の統合アプリ「monimo」などでデジタル資産を使った決済を支援する考えだ。流通エコシステムの構築に向け、ドゥナムと協業する。
ノ・ジョンドン 韓経ドットコム記者 dong2@hankyung.com

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