トランプ氏「イラン協議はなお不十分」 軍事行動再開に含み
概要
- トランプ米大統領は、イランとの停戦交渉がなお満足できる水準に達していないとし、軍事行動を再開する可能性も示した。
- トランプ大統領は、ホルムズ海峡は国際水路であり米国が監視すると強調したうえで、イランが求めてきた制裁緩和や凍結資産の解除については話していないと線を引いた。
- トランプ大統領は、イランの高濃縮ウラン(HEU)の処理を中国やロシアに委ねる案について、「私にとって不快だ」として否定的な姿勢を示した。
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高濃縮ウラン巡り「中ロに任せるのは不快」

トランプ米大統領は、イランとの停戦交渉がなお満足できる水準に達していないと明らかにした。軍事行動を再開する可能性も示した。
トランプ大統領は5月27日(現地時間)、ホワイトハウスの閣議で「イランはぜひ合意を成立させたいと思っている」と語る一方、「現時点では、我々が満足する水準には達していない」と述べた。
イランの軍事力は事実上無力化されており、交渉は米国が望む方向で決着し得るとの従来の認識も改めて示した。一方で、空爆を再開する可能性は残した。
トランプ大統領はイランについて「力尽きた状態で交渉している」とし、「場合によっては、我々が戻ってそれを終わらせなければならないかもしれない」と警告した。
交渉の進展については「イランは我々に渡すべきものを渡し始めていると思う」と指摘し、「そうであれば本当に良いことだ」と語った。そのうえで「そうでなければ、私の左にいる人物(ピート・ヘグセス国防長官)が終わらせる」と強調した。
ルビオ米国務長官は外交的解決を優先する考えを示した。「外交は常に第一の選択肢だ」と述べ、「それが機能しなければ、ほかの選択肢がある」と説明した。さらに「今後数時間、あるいは数日のうちに進展があるか見守る」と付け加えた。
トランプ大統領は、イランとの合意条件についても明確にした。ホルムズ海峡が国際水路だと強調し、「すべての国が利用できなければならず、国際規定上、誰も支配できない。我々が監視する」と述べた。
イランが求めてきた制裁緩和や凍結資産の解除については、「制裁緩和や資金供与については話していない」と線を引いた。
イランが保有する高濃縮ウラン(HEU)の処理を中国やロシアに委ねる案を巡る質問には、「違う。それは私にとって不快だ」と否定的な考えを示した。
トランプ大統領は最近、イラン国内か第三国で監督下にHEUを廃棄できるとの立場を示していた。ただ、イランの友好国である中国とロシアに処理を任せる案は受け入れがたい考えをにじませた。
中間選挙を意識して合意を急いでいるとの見方についても否定した。トランプ大統領は「私は中間選挙を気にしていない」と述べ、「世界のためにこの仕事をしている」と語った。
オ・セソン 韓経ドットコム記者 sesung@hankyung.com

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