イラン大統領「中東紛争終結の準備は完了、今度は米国が意思示す番」
概要
- イランは中東地域の紛争と緊張を終わらせるための作業を仕上げる準備ができていると明らかにした。
- カタールでの協議の主な議題は、米国が凍結したイラン資産の解除問題だったことが分かった。
- イランの14項目からなる終戦合意案には、米国が凍結したイランの海外資産240億ドルの解除要求が含まれていると報じられた。
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ペゼシュキアン大統領、仲介役のカタール首長との協議で方針確認

マスード・ペゼシュキアン大統領は、イランが中東地域の紛争と緊張を終わらせるための作業を仕上げる準備ができていると明らかにした。
イランのファルス通信などによると、ペゼシュキアン大統領は5月26日(現地時間)、米国との終戦了解覚書(MOU)締結交渉を仲介したカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長との会談で、こうした考えを示した。
イラン大統領府は声明で、ペゼシュキアン大統領が和平定着に向けてカタール政府が示した支援と、継続的で建設的な努力に謝意を伝えたと説明した。そのうえで、戦争と足元の地域的緊張を終わらせる「品位ある枠組み」に向けたイランの準備態勢を強調した。
ペゼシュキアン大統領は「今こそ相手方(米国)が意思を示す時だ」と促した。
さらに、安定に向けた明確な道筋を整えるため、専門家級協議を含め、関連文書や条項を最終確定する真剣な取り組みが進んでいると付け加えた。
これに先立ち、イラン代表団を率いるモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長は、紛争終結に向けた米国との交渉のため、最近カタールのドーハを訪れていた。
カタールでの協議の主な議題は、米国が凍結したイラン資産の解除問題だったことが分かっている。
これに関連し、イランのタスニム通信は交渉チームに近い関係者の話として、イラン側の14項目からなる終戦合意案に、米国が凍結したイランの海外資産240億ドルの解除要求が盛り込まれていると報じた。
一方、ペゼシュキアン大統領はイスラム教の祝祭「イード・アル・アドハー(犠牲祭)」に合わせ、主要なイスラム諸国の首脳と電話会談し、イスラム諸国の連帯と協力の重要性を強調した。
ペゼシュキアン大統領は自身のSNS「X」で「イラク、オマーン、カタール、トルコ、タジキスタン、エジプト、キルギス、アゼルバイジャンの首脳と電話で、神聖なイード・アル・アドハーを祝った」と投稿した。「さまざまな脅威に立ち向かう中で、相互の全面的な支援が実現する姿を見られることを望む」とも書き込んだ。
パク・サンギョン 韓経ドットコム記者 highseoul@hankyung.com

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