カイコ、上位10暗号資産の現物取引高が前年比で半減以下
JH Kim
概要
- カイコは、今年の上位10の暗号資産現物取引高が週間平均800億ドルとなり、前年の1780億ドルに比べ半分以下の水準に減少したと明らかにした。
- カイコは、市場変動性の縮小、投資家の様子見姿勢の広がり、米国のビットコイン現物ETFの取引鈍化、機関投資家の参加減少が、市場流動性の弱まりにつながったと分析した。
- 市場では、米国の金利政策の不透明感と中東の地政学リスクを受け、リスク資産選好が弱まったと分析されている。一方、一部の長期投資家は、機関需要の基盤が維持されているため、市場構造は安定していると評価した。
期間別予測トレンドレポート


今年の上位10暗号資産の現物取引高が、前年に比べ大幅に減少したことが分かった。市場では、投資家心理の冷え込みや取引活発度の低下に関心が集まっている。
暗号資産分析会社カイコ(Kaiko)はこのほど、今年の上位10暗号資産の週間平均現物取引高が約800億ドルだったと明らかにした。
前年の週間平均取引高は1780億ドルで、今年はその半分以下の水準に落ち込んだ。カイコは、市場変動性の縮小と投資家の様子見姿勢の広がりが、取引高の減少に影響したと分析した。
特に、米国のビットコイン(BTC)現物上場投資信託(ETF)の取引鈍化と、機関投資家の参加減少も、市場流動性を弱める要因として挙がった。足元では一部のオンチェーン分析会社も、現物ETFの資金流出と取引高の減少が続いているとみている。
市場では、米国の金利政策を巡る不透明感や中東の地政学リスクを受け、リスク資産への選好が弱まっているとの分析がある。一方、一部の長期投資家は、機関需要の基盤が維持されているとして、市場構造そのものは安定していると評価している。

JH Kim
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