概要
- 米国はイランとの良い合意にのみ応じ、それ以外のいかなる合意も受け入れないと明らかにした。
- 米海軍はホルムズ海峡で船舶護衛を再開し、世界の原油輸送路の安定化に乗り出した。
- これは、世界の原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の供給不安を和らげ、エネルギー市場とリスク資産の投資心理に影響を与える可能性がある。
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米国はイランとの合意の可能性に言及する一方、無条件の妥協には応じない姿勢を示した。米海軍は同時にホルムズ海峡で船舶護衛を再開し、中東の海上輸送路の安定化に動いた。
海外経済ニュース速報を扱うウォルター・ブルームバーグは5月26日、マルコ・ルビオ米国務長官が、イランとの潜在的な合意の詳細を詰めるには数日かかる可能性があると明らかにしたと報じた。ルビオ氏は、双方の協議が予備的な草案の段階に近づいていると説明した。
ルビオ氏は、トランプ大統領が最近、紛争終結に向けて域内諸国と電話協議したと語った。そのうえで、米国がイランを巡って受け入れるのは「良い合意」だけで、そうでなければいかなる合意も受け入れないと強調した。
交渉進展への期待とは別に、ホルムズ海峡では緊張が続いている。ウォルター・ブルームバーグによると、米海軍は同海峡を通過する船舶への護衛を再開した。再開した「プロジェクト・フリーダム」作戦のもと、船舶の海峡通過を支援している。
報道によると、米海軍は原油200万バレルを積んだギリシャの超大型タンカーがホルムズ海峡を通過し、インド方面へ向かえるよう護衛した。この船舶は3月から域内にとどまっていたという。
米当局者は、今後数日で追加のタンカーやコンテナ船およそ12隻の通過支援に乗り出す計画を示した。ホルムズ海峡は世界の原油輸送の要衝であり、船舶護衛の再開はエネルギー市場の供給不安を和らげる狙いとみられる。
市場では、米国が交渉と軍事的抑止を並行して進めていると受け止めている。イランとの合意草案を巡る協議の進展は、リスク資産への投資心理を下支えする可能性がある。一方、ホルムズ海峡での護衛再開は、海上安全保障を巡るリスクがなお解消していないことを示している。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
